0800-800-1433
011-676-9215
011-688-8505
ボタン:個別面談・無料体験受付中

やはり「自分の心のコントロール」が非常に重要!

 こんにちは!円アカです!

 

 皆さんは1日にどの程度スマホを使っていますか?「スマホの使用時間」と「学習効果の関係」について、以前にブログに書いたことがありますが、改めてお話をさせていただこうと思います。早速ですが、皆さんはどの選択肢が,「テストの成績(偏差値)」が一番良くなると思いますか。

  1. スマホを持っていない
  2. スマホを全く使わない
  3. スマホを1時間未満使用
  4. スマホを1~2時間使用
  5. スマホを2~3時間使用
  6. スマホを3~4時間使用
  7. スマホを4時間以上使用

 結論は、「3→2→1→4→5→6→7」の順で低くなっていきます。この結果を聞くと、「あれ? 子どもにスマホを持たせた方が良いのかな?」と、思われた保護者もいるかもしれません。しかし、結果の見方には、少し注意が必要になります。どうしてスマホの使用が「1時間未満」の学力が一番高いのか。皆さんが知りたいのはまさしくここではないかと思います。そして、これがまさしく今回お話をしたい内容です。

 

 結論から書くと、「自分の意志で1時間未満に使用時間を抑えられる子どもたち」が相当数含まれている可能性が非常に高いということが起因していると思います。以前にも「マシュマロ実験」のように、「心のコントロール」が非常に重要であるということをお話させていただきましたが、今回も「自分の意志」というのがポイントになりそうです。「マシュマロ実験」は、子ども時代に自己コントロール力が身につくかどうかで、将来社会に出てうまくやっていけるかどうかが予測できるという実験でした。楽しくて誘惑の多い魅力的なスマホを1時間未満に抑える。これは、スマホに遊ばれていなく、依存することなく、自律的に使いこなし、心のコントロールが出来ている証拠ではないかと思います。そんな自己管理能力の高い子どもたちが「1時間未満」の中に一定数含まれているのではないでしょうか。先ほどの子どもにスマホを持たせるかどうかというのも、連絡用以外の目的では、「ご本人の自己管理能力次第である」ということが言えそうです。

 

 しかし、ここまでお話をすると、「でも、将来、何をしたいかわからないから勉強する気にならない……。」と子どもたちから聞こえてきそうですが、これも結局は、「自分の心をコントロール出来ていない」だけではないかと思います。確かに人間は自分の目標が決まっている方が頑張りやすくはあります。しかし、「将来の目標」と「勉強に対するモチベーション」は別物であると思います。それが北海道大学の総合入試からわかります。

 

 北海道大学では、学部別入試に加えて、平成23年度から総合入試を導入しています。総合入試とは、学部ごとではなく文系・理系のおおきな括りで入学し、1年間教養科目や基礎科目を学んだ後、本人の志望と成績に基づいて学部・学科に移行する制度です。この制度が始まってから、入学者の道内出身者の割合がどんどん減っていき、今は道外7:道内3の割合で概ね落ち着いているのが現状です。もともと北海道は大学受験において地元志向が強い傾向にありますが、道外の学力の高い受験生の受け皿となっており、希望してもなかなか進学出来ないのが現状です。

 

 総合入試が始まる前は、道外5:道内5の時代でしたが、道外からの生徒が増えてきた理由の一つに、旧帝国大学などの難関大学に合格できる学力層にいる生徒でも「将来のやりたいことははっきり決まっていない生徒が一定数いる」ということが挙げられると思います。「やりたいことが明確に決められない」から、北大の総合入試で合格をして、その後1年間大学の勉強をしながら自分の進路について考えたい人が多いのではないかと思います。ですが、北大に合格するためには、きちんと勉強をしなければ合格できません。つまり、勉強している人でも、未来の自分を明確に描くことが出来ている人はあまりいないのではないかということです。ということは、勉強をするかしないかの理由に、将来の目標が決まっているか決まっていないかは、「直接は関係ない」ということが言えるのではないでしょうか。

 

 北大以上に合格する成績を維持するためには、やはり「毎日の努力」は欠かせません。つまり、自分の心をコントロールして、やるべきことをやれている人でなければ、北大以上の難関大学の合格は相当厳しいと思います。先ほどのお話に戻りますが、勉強をしない理由に将来のことを挙げるのは、やりたくないからもっともらしい理由を言っているだけですよね。自分の心をコントロールできる人は、自分の現状を広い視野で見ることができるので、自分のするべきことの優先順位を正しく付けることができるのではないかと思います。「だからやる」ですよね。

 

 では、自分の心をコントロールするためには、どうすればよいか。まずは「理由を考える習慣」をつけることをおすすめします。今挙げたように、心のコントロールを出来る生徒は、正しく努力を出来ているケースが多いです。どうして正しく努力をすることができるのか。それは「努力の理由が分かっている」からです。人間、理由が分からないと納得しないですよね。納得しないとなかなか行動しません。例えば、宿題(努力)をしてこなかった生徒には注意をします。そのときにいつも思うのが、注意に該当していない生徒(きちんと努力をしている生徒)のほうがしっかり聞いていて、「次回以降もしっかりやろう」と反省をしている。対照的に、注意に該当している生徒(努力をしない生徒)に限って重要なことを何も聞いていなく、「きつく言われた言葉」のみが部分的に切り取られて、どうして言われているのかの理由や背景を全く考えないので、何も反省をしない。だから、次も同じようなことをやって、また注意をされる。でも、理由を考えないから、自分のこととして受け止めないので、「不平・不満」にしかならない。この繰り返し・・・。このようなケースをよく見かけます。理由を考えることで、自分の置かれている環境や背景などに気付けるようになってきます。そうすると、物事の重要度や優先順位がわかってくるので、心のコントロールもしやすくなるのではないでしょうか。

 

 今回は、スマホを代表例としてお話をしましたが、「ゲーム」、「マンガ」なども同じことが言えますよね。1日は24時間と「有限」です。「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」などを「やり放題」出来るほど、1日の時間は長くありません。いつもお話をするイソップ童話の「アリとキリギリス」で言えば、「アリ」は「キリギリス」が夏に遊んでいるときに、可能ならば「一緒に遊びたかった」と思います。でも、冬になった時のことを考えて、「遊びたい心」をコントロールして、冬に備えたのではないでしょうか。どうせするならば、「自分の心をコントロール」して、目の前の誘惑に「遊ばれる」ことなく、自律的に「遊びたい」ですね。「メリハリ」を付けられるようになっていきましょう!

見たことないのは「今度」と「お化け」

 こんにちは、円アカです!

 

 「今度と化け物見たことない」、この諺を皆さんは聞いたことがありますか。「今度こそ」とか「今度は必ず」といった約束は当てにならず、言い逃ればかりして実行しない人に対して使う言葉ですよね。

 

 今回はこの諺についてお話をしようと思います。

「今度(明日)から頑張るぞ!」、この言葉はよく聞きます。ですが、これは突き詰めていくと、「いつか頑張るぞ!」と同じで、実際に行動をしている人をほとんど見たことがありません。

 

 皆さんはどうでしょうか。塾などで宿題を出されたとき、「すぐ」に実行していますか。「出された宿題を溜める人」は「今度と化け物見たことない」に残念ながら当てはまると思いますが、この諺に当てはまる人は、「今までの自分」を思い出してみてください。「宿題を溜めて良いことがあったかどうか」を。

 

 おそらく全員が「良いことはなかった」と思うはずです。「宿題を溜める」→「期限が差し迫ってくる」→「とりあえず出されたものを終わらせることが第一優先なる」→「溜まった状態になっているから量が多くなっている」→「通常よりも負担を多く感じる」→「負担を多く感じているので終わらせると満足感だけある」→「人間の脳は目的を達成すると忘れるように出来ている」→「短期間で終わらせているだけなので身に付いていない」→「テストをすると身に付いていないので出来ない」→「周りの大人に怒られる」→「負担を多く感じているので本人には「やった感だけはある」→「嫌々やったものは見返りを多く求める」→見返りを求めたり満足感があるので身に付いていないことに気付かない」→「怒られても自分に原因があることに気付かない」→「気付いていないので反省をしない」不平不満だけを感じてモチベーションが下がる」→・・・。

 

 この繰り返しではないかと思います。良いことが一つもないですよね。

 

 では、対照的に「今すぐ」に始めた場合はどうでしょうか。

 「宿題を出される「1週間で身に付けるためにすぐに分割をする」→「分割をしているので少しずつ余裕を持って取り組める」→「余裕を持って取り組めるから身に付きやすい」→「身に付いているからテストをしても出来る」→「自分の成績が上がって未来の選択肢がどんどん増える」→「周りの大人に褒められる」→「モチベーションが上がる」→「次も頑張ろうと思える」→・・・。

 この繰り返しではないかと思います。良いことしかありません。

 

 皆さんはどちらが良いでしょうか。

 どうせやるなら「後者」の方が良いのは皆さん同じですよね。

 

 ですが、これを実践するためには、「周りの誘惑」に打ち勝つための「心のコントロール」が必要です。

 誘惑として挙げられるのが、まずは「オンラインゲーム」ではないかと思います。周りの友だちと始める時間を約束しているので、周りに合わせなければなりません。つまり、「心のコントロールを出来ない友だちだった場合はゲームに満足をするまで道連れ的に拘束」されてしまいます。

 

 次に挙げられるのは、「LINEの友だちからの連絡」ではないかと思いますが、これもオンラインゲームと基本は同じではないかと思います。

「連絡が来たらすぐに返さなければならない」、「既読スルーをしたらまずい・・・」などでしょうか。「心のコントロールが出来ない友だち」が相手だと最悪ですよね。

 付き合わないと友だち関係が悪くなる・・・。

 だいたいの人がこんな感じのことを言うような気がします。

 

 しかし、冷静に考えてみてください。そんなことで友だち関係が本当に悪くなるのでしょうか。もっと相手の立場や状況を考えられる友だちはいるはずです。もっと自分の視野を広げることを意識してみましょう。「目の前の当たり前は本当に大丈夫か」と自分自身に問いかけてみてください。

 そういうことに気付き始めてくると、自分の足を引っ張ろうとする友だちって、不思議だんだん疎遠になっていくんですよね。そして、お互いに切磋琢磨したり、たまにしか会わなくても笑い話をできる人しか周りに残らなくなっていきます。それが「友だち」ではないでしょうか。

 

 「向陵中学校の当たり前」は、一学年約300名の内、約100名が札幌公立TOP5校に進学をして、その約100名の内、10名程度が旧帝国大学などの難関大学に進学することが出来るのが現実です。

 

 つまり、難関大学に進学する観点からいくと、300名の内10名程度で、残りの290名は出来ないということになります。

 「この当たり前がどうであるかということをよく考えてみてください。ちなみにですが、札幌公立TOP5校に進学したら、次の大学受験の進路指導は「北大以上」を「当たり前」のように言われますよ。そのときに、「自分がどういう立ち位置にいたいのか」をよく考えてみてください。「見栄やプライドで行きたい」ではなくて、「実力で狙える位置にいたい」かどうかということを。

 

 勉強は「定期預金」に言い換えることが出来ると思います一定の期間が経たなければ今すぐには「勉強のメリット」を実感できないかもしれません。ですが、一定の時期が来た時に「差」になって表れます。これはあくまで塾講師20年間の経験上ですが、その「差」が表れたときは、良くも悪くも「8割がたは決着が付いている状態」になっていることが非常に多いです。イソップ童話の「アリとキリギリス」で言えば、「冬」は「差」となって表れたときです。どうせやるなら「アリ」となって「自分の未来」に備えていきたいですよね。

「向陵中学校進学」か「私立中学校受験(道内)」か

 こんにちは!円アカです!

 今日は、保護者様に「向陵中」か「私学受験(道内)」か、よく聞かれる内容についてお話をしたいと思います。

 

 向陵中学校はレベルが高く通知表を取りにくいので、私立中学校のほうが良いですか?

 →答えは「いいえ」です。そもそもですが、今、北海道の通知表の付け方は、「絶対評価」になっており、きちんと努力をすれば「5」をくれる環境です。一昔前の「相対評価」ならば発想としてあり得る考え方だと思いますし、札幌市の地域によっては私学に進学をしたほうが良い地域も存在するので、そういう地域ならば考えなければなりません。

 

 しかし、向陵中学校は、中3のときに行われる「学力テストABC」でも、市内で概ね「ベスト5」には入る中学校で、公立の中学校としては「勉強の環境が整っている中学校」と言えます。確かに見方によっては、「レベルの高い中学校」となるのかもしれませんが、そもそも通知表を「取りやすい」、「取りにくい」は何を基準に言っているのでしょうか。例えば「3」がついている向陵生がいるとして、「3」が付くまでの過程をその生徒と精査をすると、「してはいけないこと」を必ずしています。「提出物が提出されていない」、「提出物の内容が伴っていない」、「日常の小テストの結果が芳しくない」など、「当たり前のこと」をしていないケースが多いです。

 

 確かに、「美術」、「音楽」の数値化しにくい教科に関しては、「生徒」と「担当の先生」の「相性」が特に問われるかもしれませんが、先ほどの「3」が付いている生徒のようなことをする生徒が私立中学校に行って何かが変わるとは残念ながら思えません。整っている環境が近くにあるのに、わざわざ「遠くの中学校」を受験する必要性があるのかなと思います。また、「高校受験」と「中学受験」を比べると、「中学受験」のほうが出題される問題の難易度が高いケースが多いです。難易度の高い「中学受験」を頑張れるのに、それよりも難易度が下がる公立の中学校の通知表が取れないなんてことはないと思います。

 

 本人が「中学受験をしたい」と言っています。どうしたら良いでしょうか。

 →まず「中学受験をしたい理由」を聞いてみてください。円山小学校は、他の小学校よりも中学受験をするケースが特に多い小学校です。

 掘り下げていくと、よくありがちなのが、「友だちが受験するから自分もしてみたい」です。その中学校に「行きたい」ではなく、「行ってみたいが本音」であるケースが多いです。「その中学校の楽しいところだけ」が友達同士で話として盛り上がり、自分たちが話している内容が、あたかもその中学校の全てであるような錯覚をしてしまうケースは非常に多いです。そこには、ご本人の意思があるようで、「実際はない」と思います。

 

 進学後に「楽しくない面」が見えてきたとき、私立の中高一貫校の進学校で一例を言うと、中学3年生から高校生の数学に入っていきますが、授業のスピードが速いということは、それだけ勉強が大変であるということです。もしご本人の意思がない状態で、進学校の中高一貫校を選ぶと、仮に合格しても、その後の勉強面が非常に心配です。どの学校にも、メリットもあれば、デメリットもあります。「行ってみたい」で選んでしまうと、後々、「思っていたのと違った」という話をご本人からよく聞きます。公立の中学校の中では、環境が整っている「向陵中学校」が近くにあるにも関わらず、私立中学校に「行きたい理由」は何なのかをご家族でよくお話をしてみることをおすすめします。

 

 将来、医者を目指していますが、「札幌南高校」と「北嶺中学校」ではどちらが良いでしょうか。

 → まずご本人の性格を考えて、どちらの学校の校風に合うかを考えてみることをおすすめします。札幌南高は「自由な学校」、北嶺中は「学校の先生がスタンバってくれている学校」です。ご本人の性格によっては、学校の先生がスタンバっていることにより「窮屈」に感じてしまうケースもあるので、慎重に見極めることが重要です。

 

 次に、医学部に合格をするという観点からいくと、「数学」と「英語」が非常に重要になってきます。一昔前ならば、北嶺中学校が「高校生の数学」を終わらせるのが道内の高校で一番早かったかもしれません。しかし、今現在で考えると、札幌南高校の数学は高校2年生が終了した時点で、北嶺中学校に追いついてしまうので、私立中学校の進学校でよくある「1年間を大学受験の勉強に充てられる」というアドバンテージを、公立高校である札幌南高校でも作ることが出来るようになっています。

 また、中学受験をするということは、小学生の時に、「社会」と「理科」を勉強しなければなりません。しかし、難関大学を目指す観点からいくと、小学生の時の勉強の優先順位は、「算数」、「英語」、「国語」、「理科」、「社会」です。つまり、中学受験をするために、優先順位が上の教科を捨ててまで、優先順位の低い教科を勉強しなければならなくなってしまいます。正直、「社会」と「理科」を勉強する時間があるならば、「算数」と「英語」に力を入れて勉強をして、高校生につながる学力の土台を養成することに集中した方が良いと思います。

 

 概ね、この3つがよく聞く質問で、その質問の答えを書かせていただきました。小学生のご家庭は、ぜひご参考にしていただければと思います。個人的には、円山地区に住まわれているご家庭は、道内の中学受験をおすすめはしていません。しかし、中学受験をした方が良いと思うケースが2つあります。

 

 北嶺中学校の中で学年順位上位30位以内に常に入る自信のあるご家庭(駿台模試、全統模試で)

 →北嶺中でよく言われるのが、クラス分けをされる学年になったときに、1組(一番良いクラス)とそれ以外のクラスという雰囲気になり、授業の力の入れ方がクラスによって全然違うということです。つまり、北嶺中で、一番良い勉強の環境で学校生活を送れる自信があるならば、向陵中学校に進学するよりもメリットが多いと思います。

 

 こどもの将来について、机上のものではなくて本物を極力見せて考えさせてあげたいご家庭

 →立命館慶祥中学校をおすすめします。確かに学費などは他の学校よりも高いので、経済的な部分が関わってきますが、それが許すならば、公立の学校では真似の出来ない「教科書ではない本物」を見せてくれる学校であると思います。そして、学習塾でも、もちろん真似ができません。

 

 最後になりますが、道内の中学受験をあまりおすすめしない最大の理由を書きたいと思います。それは円山アカデミーのトップクラスに通塾していただければ、北嶺中学校と同じような偏差値(学力)を養成できる環境にあるということです。わざわざ往復2時間くらいかけて毎日通学をする必要がありませんし、この2時間をそれこそ勉強に充てていった方が効率が良いですよね。中学生・高校生6年間で考えたときには「膨大な時間」になります。単純な計算になりますが、365日×2時間×6年間=4380時間です。春休み・夏休み・冬休みなどを除けば減りますが、それでも膨大な時間です。わざわざ優先順位の低い教科を勉強して、わざわざ遠い場所にある学校に行くならば、それ相応のメリットがなければならないと思います。それよりも、近くの公立の学校の中では、環境が整っている中学校に進学をし、私立中学校と同じような学力を養成できる、近くの学習塾(円アカ)に通塾をして、自分の未来についてよく考えながら、高校受験、そして大学受験に向けて準備を進めていくことのほうが、じっくり自分の未来について考えやすいのではないでしょうか。

 

中学部の北海道学力コンクール(2023年度第1回/4月実施)得点結果

 こんにちは!円アカです!

 

 4月15日(土)に道コンの個人成績表が返ってきましたので、まずは中学部の主な実績をご報告したいと思います。

 

 中1 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に3名ランクイン!

 

 中2 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に3名ランクイン!

 

 中3 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に1名ランクイン!

 

 という結果になりました。中1の円アカ生は15番以内までにすると7名、中2は4名のランクインでした。中1は向陵中の学校内での15番以内は「約半数が円アカ生」でした。

 

 旧帝国大学などの難関大学の合格という観点からお話をすると、向陵中学校は決してレベルの高い中学校にはなりません。中1の円アカ生たちは「良いスタートダッシュ」をすることができました。これから学校生活に慣れていかなければなりませんが、「部活動」、「ゲーム」、「マンガ」、「習い事」などの、周りの環境からの誘惑がたくさんあります。今回の道コンの結果に満足することなく、周りの環境に流されることなく、イソップ童話の「アリとキリギリス」の「アリ」のように、自分の気持ちをコントロールして、「大人な対応」をしていってほしいと思います。

 

 小学部の道コン結果に関しては、総合資料が返ってきたら改めてご報告させていただきます。

優先順位をつけよう!

 こんにちは!円アカです!

 

 早速ですが、芦田愛菜さんを皆さんはご存知でしょうか。テレビで見かけることのない日がないくらい有名ですよね。芦田さんは、慶應義塾中等部に入学をして、慶應義塾女子高等学校に通い、慶応義塾大学に内部推薦で進学を決めた報道がありましたよね。ちなみにですが、慶應義塾女子高等学校に合格するためには、駿台中学生テストで偏差値70(合格率80%)が必要です。向陵中では1学年に1人いるかいないかのレベルの高校です。

 

 今回、「芦田さんはすごいね~」という話をしたいのではなく、どうして芦田さんは、その辺の大人より仕事をしている中、日本の私立高校の中でトップの高校と言っても過言ではない学校に通い続けることができるのでしょうか。進学校になればなるほど、学校で勉強することは高度になりスピードが速くなります。その環境の中、その辺の大人より仕事をこなし、そして進学校に通い続けられる。まさしく「文武両道」を実践していると言えます。

 

 ですが、どうして「文武両道」を実践できるのでしょうか。札幌南高校では、大部分の生徒が高2に進学するタイミングでスポーツ系の部活動を中心に辞めるのは、よく聞く話です。学校では「文武両道」と生徒たちに簡単に言っている話をよく聞きますが、部活動と勉強の両立は思っているほど簡単ではありません。「文武両道」はすごい聞き触りの良い言葉ですが、まさしく「言うは易く行うは難し」です。

 

 時間は、みんな平等に1日24時間と決まっています。ここでポイントになるのは、やはり「優先順位の付け方」ではないかと思います。芦田さんで言えば、仕事である以上、習い事や部活動のように好きな時に休めません。かといって、自分の勉強も疎かにできません。どちらも手が抜けないので、自分の出来る範囲を見定めて優先順位をつけて、「出来ること」と「出来ないこと」を「取捨選択」をして、「仕事と勉強の両立」をしているのではないかと思います。

 

 そして、これは個人的な予想ですが、芦田さんが慶應義塾女子高等学校に在学していたことを考えると、芦田さんの中では、「1位:勉強」、「2位:仕事」という優先順位になっているような気がします。そして、レギュラー番組も、「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」の1本のみと、明らかに優先順位を付けて日々生活をしていることが見て取れます。

 

 この芦田さんの例は、一般的な小学生や中学生にも同じことが言えますよね。小学生、中学生の皆さん、「習い事」、「部活動」、「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」など、「自分のやりたいことだけ」で頭がいっぱいになっていませんか?特に「習い事」では、確かに様々な研究で、「人的資本への投資はとにかく子どもが小さいうちに行うべきだ」と示されていて、人間は小さいときに、勉強以外にも様々なことを経験した方が良いのは科学的に証明されています。しかし、将来に直接関係するものとしないものがありますし、1日の時間は有限です。勉強の習い事は週に2日くらいするのがせいぜいではないかと思います。実際、生徒たちを見ていて、週2日を越えてくると、だんだん本末転倒になってくる人が多いように思います。本末転倒を防ぐためには、「部活動」や「習い事」をしている目的は何なのか、それをきちんとわかって取り組むことが重要ですよね。

 

 そして、「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」も、習い事や部活動と同じことが言えます。時間は有限です。「見放題、やり放題、読み放題できる」ほど、1日24時間は長くありません。自分の気持ちをコントロールして、「大人な対応」を出来るようになると素晴らしいですね。そのためには、「やるべきこと」をまずは全て書き出してみましょう。そして、書きだしたものを「1日の予定」や「1週間の予定」に入れてから、「やりたいこと・やってみたいこと」を「予定の残ったところ」に入れていくと、全体像をおさえやすくなります。自分のキャパオーバーになることなく、優先順位をつけやすいのではないでしょうか。

札幌公立TOP5校を目標にする小学生・中学生に必要な意識とは

 こんにちは!円アカです!

 円アカは4月6日から新年度の授業が始まりました。今回は年度初めをいうことで、札幌公立TOP5校を目標にしている小学生・中学生が、日常の勉強をするときにどういうことを意識してほしいかをお話をしようと思います。

 

 ・「札幌公立TOP5校→旧帝国大学などの難関大学」を目標にしている人(円アカではトップクラス)

 中学生までは駿台中学生テストが最大の目標になります。それはどうしてか。一例としてですが、北海道大学の入学者は、道内3:道外7になっています。そして、道外7のうち、関東地方の入学者は3で、道内3とここ近年ほぼ同数です。そして、北大などの旧帝国大学などの難関大学を受験できる学力層の生徒が中学生のときに基準にするのが駿台中学生テストです。関東、関西地方の都会の難関高校の基準は、公立高校レベルのテスト(北海道ならば道コン)ではありません。勉強内容の一例として、数学は、小学生の時は中学受験内容を、そして中学生の時は小学生の時の勉強を活かして応用問題にどんどん取り組み、中3の夏休み終わりを目安に3年間の内容を終了しましょう。そして、英語に関しては、英単語・英熟語は中1を目安に3年間の内容を暗記してしまいましょう。そして、中2からは高校生内容の英単語・英熟語の暗記に入ることをおすすめします。最後になりますが、このテストで目標の偏差値は「偏差値60」です。それは、北嶺中学校もこのテストに参加していますが、北嶺中の中で、安定して難関大学に輩出している最低ラインの偏差値が「概ね60」だからです。駿台中学生テストの受験教科は、国語・数学・英語ですが、特に「数学・英語」はこの偏差値をクリアしておかなければ、「大学受験の2次試験」に将来的に対応できないと思います。

 

・「札幌公立TOP5校→地方の国公立大学」を目標にしている人(円アカではスタンダードクラス)

 中学生までは、定期テスト・北海道学力コンクール(道コン)が最大の目標になります。それはどうしてか。一例として小樽商科大学を挙げさせていただきます。この大学の入学者の道内の割合は90%以上です。今現在、北海道の中学生で駿台中学生テストはほとんど受験していません。定期的に受験をしている北海道の学習塾は「円山アカデミー」くらいです。つまり、道コンでの自分の立ち位置、北海道内での自分の立ち位置が、そのまま大学受験の立ち位置になる可能性が高いということが言えます。では、道コンでどれくらいの立ち位置が目安なのかというと、各高校の大学の合格実績を見てもらえればわかりますが、旧帝国大学などの難関大学に現役合格するのが、札幌南・北で90~100名程度、札幌西・東で40~50名程度、市立札幌旭丘で20~30名程度です。この生徒たちを抜いた次から、地方の国公立大学の合格者が続いていくと予想できるので、1学年320名で考えて、「学年で下の方」では地方の国公立大学への合格には及ばないということが言えます。ということは、ギリギリで高校に合格する道コンの成績では地方の国公立大学の合格は将来的に厳しいと言えます。各高校ともに道コンではまずは98%を当たり前に取っていかなければなりません。

 

 このように「目標」が変われば、「目標にするテスト」も変わってきます。「目標にするテスト」が変われば、「勉強の仕方(努力の仕方)」も変わってきます。英単語帳を1つとっても、大学受験では目標にする学校で変えなければなりません。高校受験でも同じことが言えます。何を目標にするのかというのは、非常に重要です。ですが、札幌公立TOP5校を目標にするという観点からいくと、テストが、中学生の時よりも、高校ではるかに多くなるということは「どこの高校を目標にしても同じ」です。札幌公立TOP5校に進学した円アカ生で、進学した直後に「向陵中はテストが多いと思ったけど、高校はそれよりもはるかに多い」と言っている生徒がいました。つまり、中学生までで、学校の小テスト、定期テスト、道コンだけが「当たり前」だと思っていると、高校生になったときに、「進学した本人」が「大変な目にあう」ということが言えます。

 

 なので、円アカでは、塾内テストを毎月行い、札幌公立TOP5校に進学後にテストが多くなっても、進学した本人が対応していける準備が出来る環境を用意しています。北海道の公立高校受験用の学習塾では、非常に残念ですが、ほとんどが塾内テストはありません。「定期テスト」と「道コン」で点数を取ることが出来れば、とりあえずは公立高校入試は合格できてしまうからだとは思いますが、学校のテスト(定期テストなど)以外では「道コン」のみです。ですが、それを「当たり前」に札幌公立TOP5校に進学すると思うと恐ろしいですよね。なので、円アカでは、札幌公立TOP5校に進学した時に、「進学した本人」が「その環境で困らない」ようにすることを「第一優先」としています。確かに「週末にテストが入ると予定を組みにくい」、「なんで他の塾の友達はやっていないのに自分だけ・・・」のようなことを耳にすることがありますが、向陵中が1学年の約300名の内で約100名が札幌公立TOP5校に進学します。学年の約3分の1の向陵生が関係してきます。そして、「駿台中学生テスト」と「道コン」を付け合わせると、おそらくその約100名の内、旧帝国大学などの難関大学に合格できるのは、10名~15名程度ではないかと思います。本当に他人事のように捉えていて大丈夫なのかなと思います。

 

 「子どもは親の言うことは聞かないが、することはまねる」という格言がありますが、ご家庭の当たり前は、そのまま子どもたちに伝わり、それが学校での子どもたちの会話になり、それが学校の雰囲気になっていくのだろうと思います。「学ぶ」という言葉はもともと「真似ぶ」という言葉から来ているそうです。人は誰かの言葉や行動をそっくりそのまま行うことで新しいことを吸収していきます。すなわち、真似することは「学びの第一歩」と言えます。周りの大人が、1日は24時間しかなく、目の前にあるもの(勉強、習い事、部活動、趣味
など)は、「未来に直結するもの」と「しないもの」があり、優先順位をつけていかなければ、中途半端になりやすく、将来的に結局は何も残っていないという可能性があることを「子どもたちに伝える」ところまでは「周りの大人の責任である」と思います。

 

 新年度が始まりました。どうせ勉強をするのならば、「未来の自分」に「たくさんの選択肢(財産)を残せる」ように、努力をしたいですよね。北海道の集団指導の学習塾で、公立高校入試レベルまで(道コン・定期テスト)の勉強を教えてくれる学習塾はたくさんあります。しかし、札幌公立TOP5校の進学を見据えて、進学した本人が困らないように、公立高校入試レベルを教えるクラスにプラスして、その上のレベルの内容の勉強を教えるクラスを設置しているのは、駿台中学生テストの北海道内の受験者数から見てみると、北海道では円山アカデミーだけではないかと思います。札幌公立TOP5校に本気で進学したい小学生・中学生はお待ちしています!

漢字検定のすすめ

 こんにちは!円アカです!

 

 皆さんは漢字をどのように勉強していますか。今日は漢字検定を受験するメリットについてお話をしたいと思います。皆さんは、漢字検定の実際の問題を見たことがありますか。漢検の出題内容は、英検のように選択問題が多数を占めるような出題内容ではなく、多岐にわたっています。「漢字の読み・書取」の一般的な出題内容以外にも、「部首・部首名」、「筆順・画数」、「熟語」、「誤字訂正」など様々な形式で出題されます。漢検に合格をしようと思うと、漢字をいろいろな視点から勉強をしなければならないので、漢字を正しく覚えることが出来ます。国語力は全ての教科の土台で、漢字はその国語力を支える基本です。つまり、漢字の習得は「基礎学力の向上」につながるということが言えます。

 

 全ての教科の中でも、特に「現代文の力」は「英語」に直結します。「英単語を覚えている」、「英文法もわかる」。でも、英文の和訳をすると「×」になる。これは、現代文の力が不足しているために、状況に合わせた日本語を書けないということが言えます。英語は、「大学のランクを決める」と言っても過言ではないほど重要な教科です。小学生の内から、現代文の力を少しでも付けるために、正しく漢字を勉強したいですね。また、漢字を「漢字の成り立ち」などまで深く勉強をしておくと、高校生になったときの「漢文」に非常に役に立ちます。

 

 「いつまでに何級を取るか」などの目標を持って取り組むと良いのではないでしょうか。個人的には、「小6までに3級を目標」に勉強すると、中学生になってから漢字で困ることもないですし、中学生になってからもう一度同じ内容の漢字を勉強するので復習になり、頭に定着しやすくなります。そして、中学生の間には「2級まで取得しておく」と、高校生になって、数学に勉強時間の大半が取られ始めるときにこのアドバンテージが発揮されます。一度勉強しているのとしていないのでは全然違うので、これを目標にぜひ漢字の勉強を頑張ってください。

 

 そして、漢検のお話をすると「英検はどうでしょうか?」という声が聞こえそうなので一応答えておきます。個人的には、小学生の早いうちからの取得はあまりお勧めはしていません(英語の勉強を小学生からしなくて良いという意味ではなく、英検を目的に英語の勉強をするのはあまりお勧めしませんという意味です)。

 

 その理由として、①英検に合格したからといって中学生・高校生の英語には通用するかどうかはまったくの別の話であること(英検は選択問題が多く「本当の実力」がわかりません)。②小学生から級をとってしまうと本人がそれ相応の実力があると錯覚をしてあまり良い影響がないこと。③受験においてアドバンテージになる主な場面は大学入試だが高校生のときのものしか活用できないこと。
の3つが主に挙げられます。英検を目的に英語の勉強をしている人で、良い結果になっている人を、あくまで個人的な経験・感想ですが、あまり見たことがありません。

 

 ただし、英検にあまり求め過ぎなければ受験しても良いと思います。例えば、①英語の勉強を始めるきっかけにする。②英語を出来るようにするというよりはまずは表現などに慣れるために勉強する。
などの目的であれば良いと思います。英検を取得したければ、まずはその目的を明確にして取り組むことをおすすめします。小学生の英語の授業がスタートして、中学生の定期テストの5教科の中で英語の難易度が一番上がりました。中学生に向けた英語に関しては、小学校5年生からは遅くても勉強をスタートすることをおすすめしています。

高校生の模擬試験(河合塾:全統模試)から見る、小学生と中学生の英語の勉強のスケジュール

 こんにちは!円アカです!

 

 北海道公立高校入試の合格発表が3月17日(金)にありましたが、今回は高校生の模擬試験(河合塾:第1回全統模試・高1)の出題内容から、「中3が終わる3月まで」にどの程度のことを仕上げておかなければならないかをお話をしたいと思います。

 

 円アカでは、中学校3年生まで在籍した生徒でそのまま続けたい生徒は、個別進学コースで高校生になっても通塾し、高校生の円アカ生は河合塾の全統模試を毎年受験しています。河合塾の全統模試は、一番メジャーと言っても過言ではないくらい、受験者が多く有名な模試です。標準レベルの問題構成となっているので、幅広い受験生に対応しています。中学生で言えば、北海道公立高校入試の「北海道学力コンクール」の位置づけではないかと思います。

 

 その高校1年生の第1回全統模試は、毎年5月の中旬頃に行われ、今年度は5月21日(日)に実施されます。つまり、高校に進学後の1か月半後に受験をするテストで、進学後まもなく行われます。ここで皆さんが注目してほしいのが、「テスト範囲」です。「高校に進学して1か月半しか経っていないんだから中学生の内容がほとんどでしょ?」と思われる方が大多数かもしれませんが、残念ながら違います。例えば、全統模試の文法の大問に「熟語の問題」が毎年出題されていますが、「中学生用の熟語帳」ではもう載っていない表現ばかりです。つまり「大学受験用の熟語帳」を見なければほとんど載っていないレベルということです。

 

 ここから言えることは、3月の北海道公立高校入試が終わってからの短期間で「大学受験用の熟語帳」を、一からある程度仕上げなければいけないということになりますが、可能でしょうか?大学受験用の熟語は、最低でも1000語は覚えなければなりません。語数を考えれば、短期間で覚えるのは普通に考えれば不可能なのは大体の人が気づくことだと思います。しかし、高校進学後の約1か月半後には出題をされます。高校入試終了後からでは、とてもではないが間に合いません。ということは、逆算をすると、高校入試前の中学生のうちに、ある程度仕上げておく必要があるということになってきます。

 

 ここでポイントになってくるのが、「駿台中学生テスト」です。人間誰しもテストがあったほうが、「覚えるきっかけ」になりますよね。このテストは、中学2年生の第3回実施(11月実施)頃からは、高校生内容の単語や熟語が普通に出てきます。つまり、このテストの進度に合わせるためには、中学2年生の最初の頃から準備を進めていく必要があるということが言えますが、このスピード感で勉強をしていけば、高校1年生の5月にある全統模試にも困らないということが言えます。5月に実施される全統模試から、「各大学の合格判定」が出てきます。札幌公立TOP5校に進学するならば、「北大以上」をイメージしている人がほとんどではないかと思いますが、これらの大学を本気で受験したいならば、先ほどの「熟語の問題ごとき」で点数を落としていたら「お話にならない」のは誰しもが気付くことだと思います。だって、知っていたらできる問題を落とす人なんて、旧帝国大学などの難関大学に合格できる学力層の人の中ではほとんどいませんよね。

 

 せっかく合格した高校です。誰しもが、「スタートダッシュを決めたい!」と思っていると思いますし、「E判定(道コンでは2%~20%くらい)」からのスタートはしたくありませんよね。中学生時代を考えてもわかる通り、「一番最初のテストが一番簡単」です。やはり、点数を取れるときにしっかり取って「スタートダッシュを決めたい」ですよね。でも、そのためには「人より努力」をしなければなりません。周りの友だちが「定期テスト対策」、「道コン対策」で満足して、「携帯」、「マンガ」、「ゲーム」などで遊んでいるときに、自分だけ「+α」で「大学受験用の単語」、「大学受験用の熟語」を勉強していく覚悟はありますか。他人より良い結果を出すためには、他人より努力をしなければなりません。

 

 この話を聞いて、「自分の未来のために頑張りたい!」と思う人は円山アカデミーに是非来てください。円山アカデミーには「他人より努力をしたい人のための環境」が整っています。円アカのトップクラスは、このような現状を踏まえたカリキュラムになっています。小学生で、「中学生に向けた英語」を勉強し、駿台中学生テストの英語のための準備を進めていきます。そして、中学生になったら、駿台中学生テストで偏差値60以上を獲得できるように、中学生内容の英単語・英熟語は中1までで概ね終了し、中2からは高校生内容の英単語・英熟語を始めていきます。そして、それが高校生の高1の5月の全統模試のときには、「他人との差」となり「高校1年生をスタートダッシュで始める」ことができます。このように英語一つとっても、駿台中学生テストに向けて勉強を進めていくことは、高校生になったときの自分にたくさんのアドバンテージをもたらしてくれます。駿台中学生テストに向けたカリキュラムで授業をしている集団指導の学習塾は、北海道では円山アカデミーだけです。ぜひお待ちしております!

数学・英語の重要性

 こんにちは!円アカです!

 今日は、主要5教科の中でも「数学・英語」が非常に重要な教科であるお話をしたいと思います。

 まずは以下をお読みください。

 皆さんは読んでみて感想はどうでしょうか。これは「札幌北高校」のホームページに掲載されている内容で、ポイントは2つあります。


「特に英語と数学に関しては、中学・高校間の学習内容および難易度が大きい」


 1つ目:今現在、札幌市の中学生のほとんどが「北海道学力コンクール」と「各中学校の定期テスト」のみの勉強しかしていません。北海道公立高校を目標にしているので当たり前と言えば当たり前です。

 しかし、上記の掲載されている内容には「中学・高校間の学習内容および難易度で差が大きい」とあります。つまり、英語と数学に関しては、札幌市の中学生のほとんどが勉強している「北海道公立高校入試レベル(道コン、定期テスト)」では、次の進学する高校の勉強のレベルに対して「不十分」であることを教えてくれています。

 札幌北高は北海道大学への合格者が「日本一」と言われています。つまり、札幌北高の授業の想定するレベルは「北大以上」であると予想できます。そして、このことは札幌公立TOP5校の札幌北高以外の、特に札幌南高・札幌西高・札幌東高の先生方も「札幌北高と同じこと」を考えていると思います。


「英語と数学の学力がその後の学習や進路に大きく影響するという結果」


 2つ目:札幌北高が想定していると思われる旧帝国大学(北大など)レベルの難関国公立大学の合格を勝ち取るためには、共通テスト(旧:センター試験)の得点は当たり前で、「2次試験」でどれだけ得点を出来るかが合格を勝ち取るためのポイントです。

 2次試験の受験教科は、文系(主に文学部以外)で「国語・数学・英語」、理系で「数学・理科・英語」です。つまり、文系にせよ、理系にせよ、数学と英語に関しては、必修の教科になっていることがわかります。数学と英語が強いかどうかで、つまりどのくらいの偏差値を持っているかどうかで、旧帝国大学などの難関大学の2次試験の攻略を出来るかどうかが決まるので、受験をする大学のランクに結び付いてくるのがわかります。

 そうすると、札幌北高のホームページの「英語と数学の学力がその後の学習や進路に大きく影響するという結果」というのはまさしくその通りと言えます

 では、小学生・中学生のときに、英語と数学で「北海道公立高校入試レベル以上」の勉強をするためには、どうすれば良いのでしょうか。ここでポイントになってくるのが、北海道大学の入学者の「関東地方出身者」が小学生・中学生のときに、どのような勉強をしてきたかということです。

 

 北海道大学の入学者で「北海道出身者」と「関東地方出身者」は、ここ数年ほぼ同じ人数で推移しており、どちらも全体の入学者の約30%を占めています。北大の入学者の割合は、道内3:道外7と言われており、道外7の内、関東地方出身者が3を占め、全体の約3人に1人が関東地方出身者です。

 

 この関東地方出身者が、旧帝国大学などの難関大学を目指すような難関高校を中学生のときに受験するとしたら、自分の立ち位置を知るために受験している代表的な模擬試験が「駿台中学生テスト」です。このテストを受験すれば、旧帝国大学などの難関大学を目指せる中学生の学力の層の中で、つまり、将来、札幌北高で求められるような授業のレベルの中で、「自分がどういう立ち位置にいるか」がよくわかります。北嶺中学校も駿台中学生テストを受験していますが、北嶺中を基準に考えると、北大以上を目標にしたいのならば、駿台中学生テストで偏差値60を越えられるように頑張りたいところです。ちなみにですが、道コンの偏差値とは全くの別物なので要注意です。道コンで偏差値60後半の中学生でも、駿台中学生テストの偏差値が40台の生徒もかなりの人数で存在します。

 

 駿台中学生テストの個人成績表の道内の受験者数から推測すると、駿台中学生テストを定期的に受験している集団指導の学習塾は、北海道の中では「円山アカデミーだけ」ではないかと思います。つまり、札幌市の集団指導の学習塾の中で、札幌公立TOP5校を真剣に見据えた授業をしているのは「円山アカデミーだけ」と言いかえることができます。札幌公立TOP5校には、向陵中学校から約100名/約300名(1学年)の向陵生が毎年進学をします。今回お話をしたことは、約3分の1の向陵生に関係してくることだと思います。札幌公立TOP5校を本気で目標にしたいのならば、小学生・中学生のときに、「北海道公立高校入試レベル」の勉強で満足することなく、それより上のレベルの勉強をして、高校進学に備えたいですよね。だって、どんな小学生・中学生でも、高校進学後に勉強についていけなくなるのは嫌なはずですから。駿台中学生テストレベルのクラスを設置している集団指導の学習塾。それは札幌市で円山アカデミーだけです。一緒に札幌公立TOP5校を目指して頑張りましょう!

道コン対策は円アカにお任せください!

 こんにちは!円アカです!

 新年度がだんだん近づいてきましたが、皆さんは新年度から通う学習塾は決めましたでしょうか?円アカは開校して6年目になりますが、過去5年で道コン事務局からいただいた優秀賞は83枚(小4~中3:塾生のみ)になります。北海道公立高校入試を攻略するためには、北海道学力コンクール(道コン)と内申点(定期テスト)の対策が必要不可欠です。札幌公立TOP5校に合格できるような道コンの得点力を円アカで養成しましょう!