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駿台中学生テストの結果が出ました!

こんにちは!円アカです!

 

 6月11日(日)に受験した駿台中学生テストの結果が出ました。3科合計(国・数・英)で、中1では「3名」、中2では「1名」の北海道順位40位以内を輩出することができました。駿台中学生テストの北海道順位40位以内という数字は、非常に重要な数字になってきます。それは、駿台中学生テストに北嶺中学校が受験をしているからで、北嶺中学校ではクラス分けをされる学年になったときに、約40名の上位の生徒がA組(1組)と呼ばれるクラスに在籍をして、北嶺中学校の大学受験の実績を作っています。つまり、この40名に入れていると、将来的には旧帝国大学などの難関大学、特に東大、京大などの難関大学の中でも最難関大学や医学部を狙える立ち位置にいる可能性が今のところは高いと言うことができます。

 札幌公立TOP5校(特に東西南北)に進学する中学生は、道コンや定期テストを受験すれば、一般的には90%程度は得点をします。どの教科も同じような点数になって出てくるので、自分の弱点の教科があまり目立ちません。ですが、駿台中学生テストでは、道コンや定期テストで90%程度取っている生徒でも、その生徒の「得意な教科」、「不得意な教科」が「偏差値の差」となって明確に出てきます。今回の駿台中学生テストで言えば、個人成績表から推測をすると、中1では「偏差値67」が40位以内の目安、中2では「偏差値62」が40位以内の目安と言えそうです。札幌公立TOP5校を見据えて、「英語はこの偏差値を越えたり、もう少しで届きそうだから、このまま頑張ればやっていけそうだ」や「数学は偏差値が届いていないからまだまだ頑張らなければ、もし進学をできたとしても厳しいことになるかもしれない」など、「自分の未来の姿が予想できる」ので、自分の勉強の目標を「より具体的」に立てることができます。

 

 

 この目標は道コンや定期テストをいくら受験しても見えてくる現実ではありません。北嶺中学校は札幌南・北と同等程度の大学受験の合格実績です。つまり、北嶺の中で、ある程度の順位に位置することができるということは、札幌公立TOP5校に進学しても、ある程度の順位に位置することができると予想できて、「高校生になった大学受験のときの未来の自分の姿を予想する」ことができます。札幌公立TOP5校に進学後、大学受験は「全国大会」です。いつもお伝えしていますが、北海道大学の道内出身者と道外出身者の割合は、「道内3」:「道外7」です。関東地方出身者の北大に占める進学者の人数は、道内出身者と毎年ほぼ同じ人数になっています。旧帝国大学などの難関大学の合格者をボリュームゾーンで輩出する偏差値の首都圏の高校(いわゆる難関高校)の入試のための模擬試験は「駿台中学生テスト」です。

 札幌公立TOP5校に進学をして、その後、その高校の進路担当の先生から、「北大以上の進路指導」を受けたときに、本気で「北大以上」を目指したいならば、中学生の時の最大の目標は「駿台中学生テスト」です。ちなみにですが、誤解のないように言っておきますが、北海道公立高校入試を受験する以上は、「北海道学力コンクール」、「定期テスト」は、目標としている高校に必要な成績をクリアしていることはもちろん必要です。大学の地元出身者の占有率が、全国でも上位にくる北海道の高校生が、札幌公立TOP5校に進学をしたら「北海道大学」は「最低限の目標」と思っている人は少なくないと思います。ならば、「その目標を達成するための準備」を進めていかなければなりませんよね。北大の進学者の北海道出身者と関東地方出身者の人数は同じで、その関東地方の出身者が中学生の時は「駿台中学生テスト」を当たり前に勉強をしているケースが多いということは今お話をした通りです。

 

 「北海道学力コンクール」、「定期テスト」などの「公立高校入試レベル」までを教えてくれる集団の学習塾は札幌市にたくさんあります。しかし、その「公立高校入試レベル」より「上のレベルのクラス」を設置している集団の学習塾は、「円山アカデミー」しか札幌市にはありません。円山アカデミーのクラスは、「トップクラス:駿台中学生テストで偏差値60以上を目標にするクラス」、「スタンダードクラス:道コン、定期テストで札幌公立TOP5校を合格できる成績を目標にするクラス」となっており、順を追って上を目標にできる学習塾です。円山アカデミーは、「札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)を見据えている学習塾」と「本当の意味」で言えますよね。

 

 札幌公立TOP5校に進学を本気でしたいと思っている小学生・中学生は、円アカをおすすめします。これも毎回言っていますが、向陵中学校から札幌公立TOP5校に進学するのは「約100名」、そしてその100名の内、旧帝国大学などの難関大学に現役で進学するのは「約10名」です。この10名を「15名」、「20名」・・・と増やしていきたいですよね。旧帝国大学の北大は北海道にあるだけで、実質は「本州の高校生」のための大学になっているのが現状です。一昔前のように少なくても「道内5」:「道外5」になれるようにしたいですよね。札幌公立TOP5校に進学をして、北大以上を本気で目指したいならば、北大の合格者の関東地方の出身者が道内出身者とほぼ同じ人数を占めている以上、関東地方の出身者が中学生の時に受験しているであろう「駿台中学生テスト」に向けた勉強は「避けて通れない道」ではないかと思います。

第1回定期テスト(向陵中/6月実施)の得点結果(判明分)

 こんにちは!円アカです!

 中1・中2の定期テストのクラス平均点が出揃いましたのでご報告させていただきます!詳細は下記の表をご覧ください!

 向陵中は内申点を取りにくいという話をよく耳にしますが、定期テスト対策は円アカにお任せください!円アカでは「学校平均点+100点」を目標にしています!向陵中にこれから進学する小学生の皆さん、そして向陵生の皆さん、一緒に札幌公立TOP5校への合格を勝ち取りましょう!円アカで待ってます!

みんなが知っているような企業に就職する人ってどういう大学の出身?

 こんにちは!円アカです!


 今回は毎年お話をさせていただいていますが、「価値ある大学 就職力ランキング」から毎年一部抜粋をして掲載をしている「有力企業が評価するいい人材が育つ大学 総合ランキング」を今年も載せたいと思います。まずは、表の詳細をご覧ください。

 今回で6年間分掲載させていただきましたが、ご覧になっていかがでしょうか。年度によって、各大学の順位は入れ替わっていますが、どの年度を見ても旧帝国大学などの難関大学がやはり大半を占めてランクインをしているのが顕著ではないでしょうか。黄色に塗ってあるのが、「難関国立9大」と言われる「旧帝国大学」に「一橋大学」と「東京工業大学」を加えた大学で、どの年度も「ベスト20位の中の半分くらいは占めている」のがわかると思います。ここから、「一つでもランクの上の大学に行くことが少しでも自分の選択肢を広げることに繋がる」ということが言えますよね。

 

 では、「難関国立9大」に現役で合格するためには、「札幌公立TOP5校」や「北嶺中・高校」の中で、どのくらいの順位にいなければいけないのでしょうか。下記の表をご覧ください。下記の表は各学校の令和5年度の実績を表にまとめたものです。

 札幌南・北で「約40%」、札幌西・東で「約20%」、市立札幌旭丘で「約10%」、北嶺で「約20%」ということがわかります。ただ、北嶺に関しては、他の学校よりも医学部を希望する生徒が多いので、札幌医科大学や旭川医科大学などの国公立大学の医学部に進学した生徒が難関国立9大に進学したと仮定をしてカウントすると、難関国立9大の進学率は、札幌南・北くらいの進学率になるのではないかと思います。

 

 皆さんはこの進学率を見てどのような感想を持ったでしょうか。表をまとめていて毎回思うのは、「厳しい進学率だなあ~」ということです。その年の札幌市のトップの中学生を集める札幌南・北でも進学率は半分に届きません。よくお話をさせていただきますが、向陵中学校の今現状の当たり前は、札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)のどこかに、1学年約300名の内約100名が進学し、その約100名の内約10名が、旧帝国大学などの難関大学に進学できるです。これは、駿台中学生テストと北海道学力コンクールを付け合わせて、札幌南・札幌北と同等レベルの北嶺中学校の生徒たちの駿台中学生テストの結果をさらに踏まえて出している数字なので、大きくは外れていないと思います。

 

他の他塾の先生でもこのようにブログで書いている方がいらっしゃいました。

 まさしくこの通りだと思います。やはり、札幌公立TOP5校に進学した生徒を指導したことのある先生は、上記の先生のような結論になると思います。「切り口は違っても同じような結論が出るのだな」とあらためて思いました。では、札幌公立TOP5校に進学をして、旧帝国大学などの難関大学を目指したい小学生・中学生は、どのような勉強を進めていけば良いのでしょうか。

 

 その答えは、「円山アカデミー」にあります。先ほどの先生も「中学時代から全国模試で実績を残したり、」という内容を書いていましたが、この全国模試、円アカにありますよね。「駿台中学生テスト」です。このテストの目指すべき偏差値も、札幌南・札幌北と同等レベルの北嶺中と付け合わせて、ブログで何度もご紹介しています。北海道の集団指導の学習塾で、公立高校入試レベルまで(道コン・定期テスト)の勉強を教えてくれる学習塾はたくさんあります。しかし、札幌公立TOP5校の進学を見据えて、進学した本人が困らないように、公立高校入試レベルを教えるクラスにプラスして、その上のレベルの内容の勉強を教えるクラスを設置しているのは、駿台中学生テストの北海道内の受験者数から見てみると、北海道では円山アカデミーしかありません。

 

 いつも思います。上記のような現実を札幌公立TOP5校に進学する100名がきちんと捉えて、「札幌公立TOP5校に進学したいならば、道コンと定期テストだけ出来れば大丈夫」という「間違った認識」を捨てて、「小学生から正しい努力」をしていけば、先ほどの「難関大学に進学できる10名」は、「15名」になり、「20名」になっていくと思いませんか。円アカは「そのようにしたい」と本気で考えています。だって、小学生、中学生、高校生、大学生の中で一番重要なのは「大学」ですよね。札幌公立TOP5校に進学できても、それより下の偏差値の高校の生徒と同じような大学になれば、世の中の評価は大学なので、どちらも変わらない評価になります。先ほどの先生の言い方でいえば、「深海魚」となりますが、せっかく札幌公立TOP5校に進学できても、そんな風になりたくないですよね。

 

 せっかく塾に来て勉強するんです。ならば、「未来につながる」ために勉強をしたくないですか。札幌公立TOP5校を見据えて、駿台中学生テストのためのカリキュラムを設置している集団指導の学習塾は、繰り返しになりますが、札幌市の中では「円山アカデミー」しかありません。というか、札幌市には「円アカ」があります。札幌公立TOP5校に進学をして、その高校で「北大以上の進路指導」を受けたときに、「その大学を目指せる立ち位置にいること」を目標にしたい小学生・中学生は、円アカをぜひお勧めします!「未来につながる5つの力(応用力・発展力・思考力・判断力・表現力)」を円アカで養成していきましょう!お待ちしています!

 

 最後になりますが、「価値ある大学 就職力ランキング」をぜひ読んでみてください。かなりおすすめです。自分の未来を考えるときの「良い判断材料」になります。

小学生のご家庭は必見です!中1、スタートダッシュ大成功!

 こんにちは!円アカです!

 

 これから夏期講習会のシーズンになってきますが、小学生のご家庭で、これから学習塾をお探しの方がいらっしゃると思いますので、先日、中学部で実施したサピックスオープンの結果が出ましたので、中1の詳細に交えて、円アカの取り組みをご紹介したいと思います!まずは下記の表をご覧ください。

 

 この表は、サピックスオープンを受験した円アカ生(中1・トップクラス)のクラス平均偏差値です。ご覧になっていかがでしょうか。昨年度に引き続きなんと、東京都の公立高校で最難関高校の都立日比谷高校の合格率80%の偏差値を突破することができました。都立日比谷高校がどのくらいの偏差値の高校かを分かりやすくするために、以下の表をご覧ください。

 

 サピックスオープンでは、札幌南・北の偏差値は分かりませんが、似たような難易度のテストで駿台中学生テストがあります。サピックスオープンと駿台中学生テストを比較して、それを基準に見ていただけると分かりやすいと思います。

 

 都立日比谷高校は、札幌南高校や札幌北高校の偏差値に「+約10」の偏差値をした高校で、札幌南・北に合格できる中学生でもなかなか取ることのできない偏差値であるということがわかると思います。なので、スタートとしては、非常に良い結果になったと思います。昨年度に引き続き、中1の円アカ生が頑張ってくれました!ここまでの得点実績を出せる学習塾は、「札幌市では他にはない」のではないかと思います。

 

 お話の内容は変わりますが、この表に関連してお話をもう少しさせていただきます。この表をご覧になっていただければわかる通り、札幌市の最難関高校である札幌南高校や札幌北高校よりも「偏差値が上の高校」が数多く存在することがわかると思います。ここから言えることは、本来、札幌南高校よりも偏差値が上の高校が札幌市に存在すれば、その高校に行くはずの学力の層の中学生も、札幌南高校が札幌市の頂点の高校なので、「そこにしか行く高校がない」ために進学してきているということです。

 そして、その現象は、札幌北高校、札幌西高校、札幌東高校の各地区で「No.1の高校」で、程度の差はありますが、同じようなことが起きていると思います。また、これと同じような例を挙げますと、琴似、手稲、宮の沢などの西の方の地区に住んでいる中学生は、本来は札幌南高校に進学する学力はあるけど、「自宅から近いから」という理由で「札幌西高校」を志望校にしているケースもよく聞きます。これは札幌北や札幌東でもやはり現象として起こっていると思います。

 

 つまり、ここから何が言いたいかというと、「進学できた」=「4月からは横一線のスタート」ではないということです。

 札幌南高校の例で言えば、駿台中学生テストでは、札幌南高校は偏差値56.8ですが、筑波大駒場高校は72.0です。札幌南高校より上の高校が札幌市には存在しないので、筑波大駒場高校クラスの偏差値を持った中学生も、札幌南高校の中に混ざって進学して来ているということが言えます。

 その差は、単純に計算をしても「約15(72.0-56.8)」の偏差値の差が存在します。偏差値15と言えば、北海道公立高校入試の札幌市の公立高校で言えば、「上から下で15校くらいの高校の偏差値の差」があります。これが果たして「横一線の進学」と言えるでしょうか。そして、これは「北海道学力コンクール」をいくら受験しても「見えてくる現実ではない」ということです。なので、円アカでは、道コンに加えて、駿台中学生テスト、サピックスオープンのような「塾内テスト」を実施しています。札幌公立TOP5校に進学したいご家庭は、駿台中学生テストやサピックスオープンなどの模擬試験を受験して、「本当の自分の立ち位置」を知ることをお勧めします。

 

 次は、小学生から通塾している円アカ生が、クラスの中でどの程度占めているかのお話をしたいと思います。今年度の中1は70%が小学生からの持ち上がりです。また、参考ですが、昨年度の中1、つまり現中2は約86%が小学生からの持ち上がりでした。もちろん、中学生に入ってから入会する円アカ生もいるので絶対ではありませんが、遅くても「小学校4年生の春」にはご入会をお勧めしています。その理由はいくつかあります。

 

 まず一つ目として、駿台中学生テスト、サピックスオープンの数学は、「中学受験の算数を勉強してきていることが前提のテスト」であるということです。円アカの向陵中進学コースのトップクラスの算数の授業は、サピックスのコアマスターというテキストを使用して「中学受験用の算数」を勉強していきます。このコース自体は、中学受験内容を勉強するので、北海道の中学受験ならば、基本的にはどこの中学校にも対応していますが、本来のコンセプトとしては、中学生になったときの、「駿台中学生テスト・サピックスオープンなどの数学で困らないように準備を進めていく」ためのコースであり、クラスになっています。

 

 ここまで話を聞くと、駿台中学生テストやサピックスオープンは、私立中学校の生徒向けかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、全く違います。東京都などの首都圏や関西などの都会の高校受験でいわゆる難関高校と言われる高校入試のための模擬試験は、道コンなどの公立高校入試レベルのものでは正しい偏差値を測ることができません。

 公立高校入試レベルでは、先ほどの表に書いてある高校に普通に合格する中学生ならば、みんな満点近く取ってしまいますよね。なので、首都圏などでは、駿台中学生テストが「オーソドックスな模擬試験」として知られており、公立中学校に通う中学生が難関高校に受験するために活用する模擬試験なので、私立中学校の中学生向けのテストではないと言えます。

 

 コアマスターの話に戻したいと思います。コアマスターのカリキュラムは小4からスタートになっています。また、螺旋型のカリキュラムになっています。小4で習ったことが、勉強していく過程の中で、難易度を上げてテキストの中に時間を空けて出てくるので、途中から勉強をするとレベルもそれ相応のものなので、慣れるまでに遅ければ遅いほど時間がかかります。ということは、始めるのが遅ければ遅いほど、勉強するご本人の負担が大きくなってしまいますし、始めるのが早ければ早いほど負担を少なく、慣れやすいということが言えます。

 

 また、「中学受験用の算数」は、端的に書くと「中学生の数学」を小学生の範囲の知識の中で創意工夫をして解けるようにする内容になっています。ここに二つ目の理由があります。中学受験用の算数を一通り勉強すると、中学生のときに新しく習う数学は、「正の数・負の数」、「図形の証明」、「平方根」、「2次関数」くらいに概ねなってしまいます。かなり減りますよね。

 そうすると、中学生になったときに大半が一度勉強している内容なので、「応用問題・発展問題」に集中しやすくなります。関西の最難関中学校の灘中学校では、中学生の数学が中1の1年間で終了し、中2からは高校生の数学に入っていくのは有名な話ですが、中学受験の算数を灘の生徒は勉強して進学してきているので、大半は一度勉強しているのでついていけるようになっている背景があります。

 

 三つ目の理由としては、「英語」です。駿台中学生テストやサピックスオープンに出題される英単語や英熟語は、中2くらいからは「高校生の内容」のものを覚悟しなければなりません。英文法も中3の夏休みくらいからは、中3の内容は全て終了し、高校1年生程度の英文法も出題されます。

 なので、逆算をしていくと、小学校の5年生くらいからは遅くても中学生内容のテキストを使って、予習を計画的に進めていかなければなりません。「選択問題」や「例文を写す問題」をいくらやっても通用しません。「知らない英単語を一から練習して覚える習慣」や「正誤問題などの意味を分かって英文法の問題を解く習慣」などを小学生の内に身に付けて中学生を迎えなければ、駿台中学生テストやサピックスオープンなどのテストには全くと言っていいほど通用しません。

 また、以前にもブログで書かせていただきましたが、高校1年生の5月の中旬には、予備校の模擬試験が始まります。そのときの英単語や英熟語は、高校生内容を知っていて当たり前の内容で出題されます。ということは、中学生の内に、駿台中学生テストやサピックスオープンなどの模擬試験の出題内容のスケジュールで勉強をしておかなければ5月からの模擬試験には間に合いません。

 

 まだ挙げれば理由はありますが、この3つの理由を代表的なものをしてお話をさせていただきます。国公立大学に行くためには、文系にせよ、理系にせよ、数学は基本的には必須です。そして、英語は「大学のランクを決める」くらい重要な教科です。

 やはり、この2教科が他の人より強くなければ、北海道大学以上は見えてこないと思います。2次試験で一定の得点を出来なければ合格しない旧帝国大学などの難関大学に進学したいならば、「数学・英語」は「出来て当たり前の教科」です。向陵中学校の今現状の当たり前は、札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)のどこかに、1学年約300名の内約100名が進学し、その約100名の内約10名が、旧帝国大学などの難関大学に進学できるです。これは、駿台中学生テストと北海道学力コンクールを付け合わせて、北嶺中学校の生徒たちの駿台中学生テストの結果をさらに踏まえて出している数字なので、大きくは外れていないと思います。

 

 道コンで偏差値が60台後半でも、駿台中学生テストやサピックスオープンをやると偏差値が40台の中学生も相当数います。そういう生徒は、札幌公立TOP5校に進学は出来るかもしれませんが、進学後は残念ながら旧帝国大学などの難関大を狙える偏差値の層にいる可能性はかなり低いと思います。

 でも、このような現実を札幌公立TOP5校に進学する100名がきちんと捉えて、「札幌公立TOP5校に進学したいならば、道コンと定期テストだけ出来れば大丈夫」という「間違った認識」を捨てて、「小学生から正しい努力」をしていけば、先ほどの「難関大学に進学できる10名」は、「15名」になり、「20名」になっていくと思いませんか。円アカは「そのようにしたい」と本気で考えています。だって、小学生、中学生、高校生、大学生の中で一番重要なのは「大学」ですよね。札幌公立TOP5校に進学できても、それより下の偏差値の高校の生徒と同じような大学になれば、世の中の評価は大学なので、どちらも変わらない評価になりますよね。

 せっかく塾に来て勉強するんです。ならば、「未来につながる」ために勉強をしたくないですか。札幌公立TOP5校を見据えて、駿台中学生テストのためのカリキュラムを設置している集団指導の学習塾は、札幌市の中では「円山アカデミー」しかありません。札幌公立TOP5校に進学をして、その高校で「北大以上の進路指導」を受けたときに、「その大学を目指せる立ち位置にいること」を目標にしたい小学生・中学生は、円アカをぜひお勧めします!お待ちしています!

やはり「自分の心のコントロール」が非常に重要!

 こんにちは!円アカです!

 

 皆さんは1日にどの程度スマホを使っていますか?「スマホの使用時間」と「学習効果の関係」について、以前にブログに書いたことがありますが、改めてお話をさせていただこうと思います。早速ですが、皆さんはどの選択肢が,「テストの成績(偏差値)」が一番良くなると思いますか。

  1. スマホを持っていない
  2. スマホを全く使わない
  3. スマホを1時間未満使用
  4. スマホを1~2時間使用
  5. スマホを2~3時間使用
  6. スマホを3~4時間使用
  7. スマホを4時間以上使用

 結論は、「3→2→1→4→5→6→7」の順で低くなっていきます。この結果を聞くと、「あれ? 子どもにスマホを持たせた方が良いのかな?」と、思われた保護者もいるかもしれません。しかし、結果の見方には、少し注意が必要になります。どうしてスマホの使用が「1時間未満」の学力が一番高いのか。皆さんが知りたいのはまさしくここではないかと思います。そして、これがまさしく今回お話をしたい内容です。

 

 結論から書くと、「自分の意志で1時間未満に使用時間を抑えられる子どもたち」が相当数含まれている可能性が非常に高いということが起因していると思います。以前にも「マシュマロ実験」のように、「心のコントロール」が非常に重要であるということをお話させていただきましたが、今回も「自分の意志」というのがポイントになりそうです。「マシュマロ実験」は、子ども時代に自己コントロール力が身につくかどうかで、将来社会に出てうまくやっていけるかどうかが予測できるという実験でした。楽しくて誘惑の多い魅力的なスマホを1時間未満に抑える。これは、スマホに遊ばれていなく、依存することなく、自律的に使いこなし、心のコントロールが出来ている証拠ではないかと思います。そんな自己管理能力の高い子どもたちが「1時間未満」の中に一定数含まれているのではないでしょうか。先ほどの子どもにスマホを持たせるかどうかというのも、連絡用以外の目的では、「ご本人の自己管理能力次第である」ということが言えそうです。

 

 しかし、ここまでお話をすると、「でも、将来、何をしたいかわからないから勉強する気にならない……。」と子どもたちから聞こえてきそうですが、これも結局は、「自分の心をコントロール出来ていない」だけではないかと思います。確かに人間は自分の目標が決まっている方が頑張りやすくはあります。しかし、「将来の目標」と「勉強に対するモチベーション」は別物であると思います。それが北海道大学の総合入試からわかります。

 

 北海道大学では、学部別入試に加えて、平成23年度から総合入試を導入しています。総合入試とは、学部ごとではなく文系・理系のおおきな括りで入学し、1年間教養科目や基礎科目を学んだ後、本人の志望と成績に基づいて学部・学科に移行する制度です。この制度が始まってから、入学者の道内出身者の割合がどんどん減っていき、今は道外7:道内3の割合で概ね落ち着いているのが現状です。もともと北海道は大学受験において地元志向が強い傾向にありますが、道外の学力の高い受験生の受け皿となっており、希望してもなかなか進学出来ないのが現状です。

 

 総合入試が始まる前は、道外5:道内5の時代でしたが、道外からの生徒が増えてきた理由の一つに、旧帝国大学などの難関大学に合格できる学力層にいる生徒でも「将来のやりたいことははっきり決まっていない生徒が一定数いる」ということが挙げられると思います。「やりたいことが明確に決められない」から、北大の総合入試で合格をして、その後1年間大学の勉強をしながら自分の進路について考えたい人が多いのではないかと思います。ですが、北大に合格するためには、きちんと勉強をしなければ合格できません。つまり、勉強している人でも、未来の自分を明確に描くことが出来ている人はあまりいないのではないかということです。ということは、勉強をするかしないかの理由に、将来の目標が決まっているか決まっていないかは、「直接は関係ない」ということが言えるのではないでしょうか。

 

 北大以上に合格する成績を維持するためには、やはり「毎日の努力」は欠かせません。つまり、自分の心をコントロールして、やるべきことをやれている人でなければ、北大以上の難関大学の合格は相当厳しいと思います。先ほどのお話に戻りますが、勉強をしない理由に将来のことを挙げるのは、やりたくないからもっともらしい理由を言っているだけですよね。自分の心をコントロールできる人は、自分の現状を広い視野で見ることができるので、自分のするべきことの優先順位を正しく付けることができるのではないかと思います。「だからやる」ですよね。

 

 では、自分の心をコントロールするためには、どうすればよいか。まずは「理由を考える習慣」をつけることをおすすめします。今挙げたように、心のコントロールを出来る生徒は、正しく努力を出来ているケースが多いです。どうして正しく努力をすることができるのか。それは「努力の理由が分かっている」からです。人間、理由が分からないと納得しないですよね。納得しないとなかなか行動しません。例えば、宿題(努力)をしてこなかった生徒には注意をします。そのときにいつも思うのが、注意に該当していない生徒(きちんと努力をしている生徒)のほうがしっかり聞いていて、「次回以降もしっかりやろう」と反省をしている。対照的に、注意に該当している生徒(努力をしない生徒)に限って重要なことを何も聞いていなく、「きつく言われた言葉」のみが部分的に切り取られて、どうして言われているのかの理由や背景を全く考えないので、何も反省をしない。だから、次も同じようなことをやって、また注意をされる。でも、理由を考えないから、自分のこととして受け止めないので、「不平・不満」にしかならない。この繰り返し・・・。このようなケースをよく見かけます。理由を考えることで、自分の置かれている環境や背景などに気付けるようになってきます。そうすると、物事の重要度や優先順位がわかってくるので、心のコントロールもしやすくなるのではないでしょうか。

 

 今回は、スマホを代表例としてお話をしましたが、「ゲーム」、「マンガ」なども同じことが言えますよね。1日は24時間と「有限」です。「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」などを「やり放題」出来るほど、1日の時間は長くありません。いつもお話をするイソップ童話の「アリとキリギリス」で言えば、「アリ」は「キリギリス」が夏に遊んでいるときに、可能ならば「一緒に遊びたかった」と思います。でも、冬になった時のことを考えて、「遊びたい心」をコントロールして、冬に備えたのではないでしょうか。どうせするならば、「自分の心をコントロール」して、目の前の誘惑に「遊ばれる」ことなく、自律的に「遊びたい」ですね。「メリハリ」を付けられるようになっていきましょう!

見たことないのは「今度」と「お化け」

 こんにちは、円アカです!

 

 「今度と化け物見たことない」、この諺を皆さんは聞いたことがありますか。「今度こそ」とか「今度は必ず」といった約束は当てにならず、言い逃ればかりして実行しない人に対して使う言葉ですよね。

 

 今回はこの諺についてお話をしようと思います。

「今度(明日)から頑張るぞ!」、この言葉はよく聞きます。ですが、これは突き詰めていくと、「いつか頑張るぞ!」と同じで、実際に行動をしている人をほとんど見たことがありません。

 

 皆さんはどうでしょうか。塾などで宿題を出されたとき、「すぐ」に実行していますか。「出された宿題を溜める人」は「今度と化け物見たことない」に残念ながら当てはまると思いますが、この諺に当てはまる人は、「今までの自分」を思い出してみてください。「宿題を溜めて良いことがあったかどうか」を。

 

 おそらく全員が「良いことはなかった」と思うはずです。「宿題を溜める」→「期限が差し迫ってくる」→「とりあえず出されたものを終わらせることが第一優先なる」→「溜まった状態になっているから量が多くなっている」→「通常よりも負担を多く感じる」→「負担を多く感じているので終わらせると満足感だけある」→「人間の脳は目的を達成すると忘れるように出来ている」→「短期間で終わらせているだけなので身に付いていない」→「テストをすると身に付いていないので出来ない」→「周りの大人に怒られる」→「負担を多く感じているので本人には「やった感だけはある」→「嫌々やったものは見返りを多く求める」→見返りを求めたり満足感があるので身に付いていないことに気付かない」→「怒られても自分に原因があることに気付かない」→「気付いていないので反省をしない」不平不満だけを感じてモチベーションが下がる」→・・・。

 

 この繰り返しではないかと思います。良いことが一つもないですよね。

 

 では、対照的に「今すぐ」に始めた場合はどうでしょうか。

 「宿題を出される「1週間で身に付けるためにすぐに分割をする」→「分割をしているので少しずつ余裕を持って取り組める」→「余裕を持って取り組めるから身に付きやすい」→「身に付いているからテストをしても出来る」→「自分の成績が上がって未来の選択肢がどんどん増える」→「周りの大人に褒められる」→「モチベーションが上がる」→「次も頑張ろうと思える」→・・・。

 この繰り返しではないかと思います。良いことしかありません。

 

 皆さんはどちらが良いでしょうか。

 どうせやるなら「後者」の方が良いのは皆さん同じですよね。

 

 ですが、これを実践するためには、「周りの誘惑」に打ち勝つための「心のコントロール」が必要です。

 誘惑として挙げられるのが、まずは「オンラインゲーム」ではないかと思います。周りの友だちと始める時間を約束しているので、周りに合わせなければなりません。つまり、「心のコントロールを出来ない友だちだった場合はゲームに満足をするまで道連れ的に拘束」されてしまいます。

 

 次に挙げられるのは、「LINEの友だちからの連絡」ではないかと思いますが、これもオンラインゲームと基本は同じではないかと思います。

「連絡が来たらすぐに返さなければならない」、「既読スルーをしたらまずい・・・」などでしょうか。「心のコントロールが出来ない友だち」が相手だと最悪ですよね。

 付き合わないと友だち関係が悪くなる・・・。

 だいたいの人がこんな感じのことを言うような気がします。

 

 しかし、冷静に考えてみてください。そんなことで友だち関係が本当に悪くなるのでしょうか。もっと相手の立場や状況を考えられる友だちはいるはずです。もっと自分の視野を広げることを意識してみましょう。「目の前の当たり前は本当に大丈夫か」と自分自身に問いかけてみてください。

 そういうことに気付き始めてくると、自分の足を引っ張ろうとする友だちって、不思議だんだん疎遠になっていくんですよね。そして、お互いに切磋琢磨したり、たまにしか会わなくても笑い話をできる人しか周りに残らなくなっていきます。それが「友だち」ではないでしょうか。

 

 「向陵中学校の当たり前」は、一学年約300名の内、約100名が札幌公立TOP5校に進学をして、その約100名の内、10名程度が旧帝国大学などの難関大学に進学することが出来るのが現実です。

 

 つまり、難関大学に進学する観点からいくと、300名の内10名程度で、残りの290名は出来ないということになります。

 「この当たり前がどうであるかということをよく考えてみてください。ちなみにですが、札幌公立TOP5校に進学したら、次の大学受験の進路指導は「北大以上」を「当たり前」のように言われますよ。そのときに、「自分がどういう立ち位置にいたいのか」をよく考えてみてください。「見栄やプライドで行きたい」ではなくて、「実力で狙える位置にいたい」かどうかということを。

 

 勉強は「定期預金」に言い換えることが出来ると思います一定の期間が経たなければ今すぐには「勉強のメリット」を実感できないかもしれません。ですが、一定の時期が来た時に「差」になって表れます。これはあくまで塾講師20年間の経験上ですが、その「差」が表れたときは、良くも悪くも「8割がたは決着が付いている状態」になっていることが非常に多いです。イソップ童話の「アリとキリギリス」で言えば、「冬」は「差」となって表れたときです。どうせやるなら「アリ」となって「自分の未来」に備えていきたいですよね。

「向陵中学校進学」か「私立中学校受験(道内)」か

 こんにちは!円アカです!

 今日は、保護者様に「向陵中」か「私学受験(道内)」か、よく聞かれる内容についてお話をしたいと思います。

 

 向陵中学校はレベルが高く通知表を取りにくいので、私立中学校のほうが良いですか?

 →答えは「いいえ」です。そもそもですが、今、北海道の通知表の付け方は、「絶対評価」になっており、きちんと努力をすれば「5」をくれる環境です。一昔前の「相対評価」ならば発想としてあり得る考え方だと思いますし、札幌市の地域によっては私学に進学をしたほうが良い地域も存在するので、そういう地域ならば考えなければなりません。

 

 しかし、向陵中学校は、中3のときに行われる「学力テストABC」でも、市内で概ね「ベスト5」には入る中学校で、公立の中学校としては「勉強の環境が整っている中学校」と言えます。確かに見方によっては、「レベルの高い中学校」となるのかもしれませんが、そもそも通知表を「取りやすい」、「取りにくい」は何を基準に言っているのでしょうか。例えば「3」がついている向陵生がいるとして、「3」が付くまでの過程をその生徒と精査をすると、「してはいけないこと」を必ずしています。「提出物が提出されていない」、「提出物の内容が伴っていない」、「日常の小テストの結果が芳しくない」など、「当たり前のこと」をしていないケースが多いです。

 

 確かに、「美術」、「音楽」の数値化しにくい教科に関しては、「生徒」と「担当の先生」の「相性」が特に問われるかもしれませんが、先ほどの「3」が付いている生徒のようなことをする生徒が私立中学校に行って何かが変わるとは残念ながら思えません。整っている環境が近くにあるのに、わざわざ「遠くの中学校」を受験する必要性があるのかなと思います。また、「高校受験」と「中学受験」を比べると、「中学受験」のほうが出題される問題の難易度が高いケースが多いです。難易度の高い「中学受験」を頑張れるのに、それよりも難易度が下がる公立の中学校の通知表が取れないなんてことはないと思います。

 

 本人が「中学受験をしたい」と言っています。どうしたら良いでしょうか。

 →まず「中学受験をしたい理由」を聞いてみてください。円山小学校は、他の小学校よりも中学受験をするケースが特に多い小学校です。

 掘り下げていくと、よくありがちなのが、「友だちが受験するから自分もしてみたい」です。その中学校に「行きたい」ではなく、「行ってみたいが本音」であるケースが多いです。「その中学校の楽しいところだけ」が友達同士で話として盛り上がり、自分たちが話している内容が、あたかもその中学校の全てであるような錯覚をしてしまうケースは非常に多いです。そこには、ご本人の意思があるようで、「実際はない」と思います。

 

 進学後に「楽しくない面」が見えてきたとき、私立の中高一貫校の進学校で一例を言うと、中学3年生から高校生の数学に入っていきますが、授業のスピードが速いということは、それだけ勉強が大変であるということです。もしご本人の意思がない状態で、進学校の中高一貫校を選ぶと、仮に合格しても、その後の勉強面が非常に心配です。どの学校にも、メリットもあれば、デメリットもあります。「行ってみたい」で選んでしまうと、後々、「思っていたのと違った」という話をご本人からよく聞きます。公立の中学校の中では、環境が整っている「向陵中学校」が近くにあるにも関わらず、私立中学校に「行きたい理由」は何なのかをご家族でよくお話をしてみることをおすすめします。

 

 将来、医者を目指していますが、「札幌南高校」と「北嶺中学校」ではどちらが良いでしょうか。

 → まずご本人の性格を考えて、どちらの学校の校風に合うかを考えてみることをおすすめします。札幌南高は「自由な学校」、北嶺中は「学校の先生がスタンバってくれている学校」です。ご本人の性格によっては、学校の先生がスタンバっていることにより「窮屈」に感じてしまうケースもあるので、慎重に見極めることが重要です。

 

 次に、医学部に合格をするという観点からいくと、「数学」と「英語」が非常に重要になってきます。一昔前ならば、北嶺中学校が「高校生の数学」を終わらせるのが道内の高校で一番早かったかもしれません。しかし、今現在で考えると、札幌南高校の数学は高校2年生が終了した時点で、北嶺中学校に追いついてしまうので、私立中学校の進学校でよくある「1年間を大学受験の勉強に充てられる」というアドバンテージを、公立高校である札幌南高校でも作ることが出来るようになっています。

 また、中学受験をするということは、小学生の時に、「社会」と「理科」を勉強しなければなりません。しかし、難関大学を目指す観点からいくと、小学生の時の勉強の優先順位は、「算数」、「英語」、「国語」、「理科」、「社会」です。つまり、中学受験をするために、優先順位が上の教科を捨ててまで、優先順位の低い教科を勉強しなければならなくなってしまいます。正直、「社会」と「理科」を勉強する時間があるならば、「算数」と「英語」に力を入れて勉強をして、高校生につながる学力の土台を養成することに集中した方が良いと思います。

 

 概ね、この3つがよく聞く質問で、その質問の答えを書かせていただきました。小学生のご家庭は、ぜひご参考にしていただければと思います。個人的には、円山地区に住まわれているご家庭は、道内の中学受験をおすすめはしていません。しかし、中学受験をした方が良いと思うケースが2つあります。

 

 北嶺中学校の中で学年順位上位30位以内に常に入る自信のあるご家庭(駿台模試、全統模試で)

 →北嶺中でよく言われるのが、クラス分けをされる学年になったときに、1組(一番良いクラス)とそれ以外のクラスという雰囲気になり、授業の力の入れ方がクラスによって全然違うということです。つまり、北嶺中で、一番良い勉強の環境で学校生活を送れる自信があるならば、向陵中学校に進学するよりもメリットが多いと思います。

 

 こどもの将来について、机上のものではなくて本物を極力見せて考えさせてあげたいご家庭

 →立命館慶祥中学校をおすすめします。確かに学費などは他の学校よりも高いので、経済的な部分が関わってきますが、それが許すならば、公立の学校では真似の出来ない「教科書ではない本物」を見せてくれる学校であると思います。そして、学習塾でも、もちろん真似ができません。

 

 最後になりますが、道内の中学受験をあまりおすすめしない最大の理由を書きたいと思います。それは円山アカデミーのトップクラスに通塾していただければ、北嶺中学校と同じような偏差値(学力)を養成できる環境にあるということです。わざわざ往復2時間くらいかけて毎日通学をする必要がありませんし、この2時間をそれこそ勉強に充てていった方が効率が良いですよね。中学生・高校生6年間で考えたときには「膨大な時間」になります。単純な計算になりますが、365日×2時間×6年間=4380時間です。春休み・夏休み・冬休みなどを除けば減りますが、それでも膨大な時間です。わざわざ優先順位の低い教科を勉強して、わざわざ遠い場所にある学校に行くならば、それ相応のメリットがなければならないと思います。それよりも、近くの公立の学校の中では、環境が整っている中学校に進学をし、私立中学校と同じような学力を養成できる、近くの学習塾(円アカ)に通塾をして、自分の未来についてよく考えながら、高校受験、そして大学受験に向けて準備を進めていくことのほうが、じっくり自分の未来について考えやすいのではないでしょうか。

 

中学部の北海道学力コンクール(2023年度第1回/4月実施)得点結果

 こんにちは!円アカです!

 

 4月15日(土)に道コンの個人成績表が返ってきましたので、まずは中学部の主な実績をご報告したいと思います。

 

 中1 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に3名ランクイン!

 

 中2 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に3名ランクイン!

 

 中3 南高・北高合格コース  5教科 向陵中(学校内順位)  10番以内に1名ランクイン!

 

 という結果になりました。中1の円アカ生は15番以内までにすると7名、中2は4名のランクインでした。中1は向陵中の学校内での15番以内は「約半数が円アカ生」でした。

 

 旧帝国大学などの難関大学の合格という観点からお話をすると、向陵中学校は決してレベルの高い中学校にはなりません。中1の円アカ生たちは「良いスタートダッシュ」をすることができました。これから学校生活に慣れていかなければなりませんが、「部活動」、「ゲーム」、「マンガ」、「習い事」などの、周りの環境からの誘惑がたくさんあります。今回の道コンの結果に満足することなく、周りの環境に流されることなく、イソップ童話の「アリとキリギリス」の「アリ」のように、自分の気持ちをコントロールして、「大人な対応」をしていってほしいと思います。

 

 小学部の道コン結果に関しては、総合資料が返ってきたら改めてご報告させていただきます。

優先順位をつけよう!

 こんにちは!円アカです!

 

 早速ですが、芦田愛菜さんを皆さんはご存知でしょうか。テレビで見かけることのない日がないくらい有名ですよね。芦田さんは、慶應義塾中等部に入学をして、慶應義塾女子高等学校に通い、慶応義塾大学に内部推薦で進学を決めた報道がありましたよね。ちなみにですが、慶應義塾女子高等学校に合格するためには、駿台中学生テストで偏差値70(合格率80%)が必要です。向陵中では1学年に1人いるかいないかのレベルの高校です。

 

 今回、「芦田さんはすごいね~」という話をしたいのではなく、どうして芦田さんは、その辺の大人より仕事をしている中、日本の私立高校の中でトップの高校と言っても過言ではない学校に通い続けることができるのでしょうか。進学校になればなるほど、学校で勉強することは高度になりスピードが速くなります。その環境の中、その辺の大人より仕事をこなし、そして進学校に通い続けられる。まさしく「文武両道」を実践していると言えます。

 

 ですが、どうして「文武両道」を実践できるのでしょうか。札幌南高校では、大部分の生徒が高2に進学するタイミングでスポーツ系の部活動を中心に辞めるのは、よく聞く話です。学校では「文武両道」と生徒たちに簡単に言っている話をよく聞きますが、部活動と勉強の両立は思っているほど簡単ではありません。「文武両道」はすごい聞き触りの良い言葉ですが、まさしく「言うは易く行うは難し」です。

 

 時間は、みんな平等に1日24時間と決まっています。ここでポイントになるのは、やはり「優先順位の付け方」ではないかと思います。芦田さんで言えば、仕事である以上、習い事や部活動のように好きな時に休めません。かといって、自分の勉強も疎かにできません。どちらも手が抜けないので、自分の出来る範囲を見定めて優先順位をつけて、「出来ること」と「出来ないこと」を「取捨選択」をして、「仕事と勉強の両立」をしているのではないかと思います。

 

 そして、これは個人的な予想ですが、芦田さんが慶應義塾女子高等学校に在学していたことを考えると、芦田さんの中では、「1位:勉強」、「2位:仕事」という優先順位になっているような気がします。そして、レギュラー番組も、「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」の1本のみと、明らかに優先順位を付けて日々生活をしていることが見て取れます。

 

 この芦田さんの例は、一般的な小学生や中学生にも同じことが言えますよね。小学生、中学生の皆さん、「習い事」、「部活動」、「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」など、「自分のやりたいことだけ」で頭がいっぱいになっていませんか?特に「習い事」では、確かに様々な研究で、「人的資本への投資はとにかく子どもが小さいうちに行うべきだ」と示されていて、人間は小さいときに、勉強以外にも様々なことを経験した方が良いのは科学的に証明されています。しかし、将来に直接関係するものとしないものがありますし、1日の時間は有限です。勉強の習い事は週に2日くらいするのがせいぜいではないかと思います。実際、生徒たちを見ていて、週2日を越えてくると、だんだん本末転倒になってくる人が多いように思います。本末転倒を防ぐためには、「部活動」や「習い事」をしている目的は何なのか、それをきちんとわかって取り組むことが重要ですよね。

 

 そして、「スマホ」、「ゲーム」、「マンガ」も、習い事や部活動と同じことが言えます。時間は有限です。「見放題、やり放題、読み放題できる」ほど、1日24時間は長くありません。自分の気持ちをコントロールして、「大人な対応」を出来るようになると素晴らしいですね。そのためには、「やるべきこと」をまずは全て書き出してみましょう。そして、書きだしたものを「1日の予定」や「1週間の予定」に入れてから、「やりたいこと・やってみたいこと」を「予定の残ったところ」に入れていくと、全体像をおさえやすくなります。自分のキャパオーバーになることなく、優先順位をつけやすいのではないでしょうか。

札幌公立TOP5校を目標にする小学生・中学生に必要な意識とは

 こんにちは!円アカです!

 円アカは4月6日から新年度の授業が始まりました。今回は年度初めをいうことで、札幌公立TOP5校を目標にしている小学生・中学生が、日常の勉強をするときにどういうことを意識してほしいかをお話をしようと思います。

 

 ・「札幌公立TOP5校→旧帝国大学などの難関大学」を目標にしている人(円アカではトップクラス)

 中学生までは駿台中学生テストが最大の目標になります。それはどうしてか。一例としてですが、北海道大学の入学者は、道内3:道外7になっています。そして、道外7のうち、関東地方の入学者は3で、道内3とここ近年ほぼ同数です。そして、北大などの旧帝国大学などの難関大学を受験できる学力層の生徒が中学生のときに基準にするのが駿台中学生テストです。関東、関西地方の都会の難関高校の基準は、公立高校レベルのテスト(北海道ならば道コン)ではありません。勉強内容の一例として、数学は、小学生の時は中学受験内容を、そして中学生の時は小学生の時の勉強を活かして応用問題にどんどん取り組み、中3の夏休み終わりを目安に3年間の内容を終了しましょう。そして、英語に関しては、英単語・英熟語は中1を目安に3年間の内容を暗記してしまいましょう。そして、中2からは高校生内容の英単語・英熟語の暗記に入ることをおすすめします。最後になりますが、このテストで目標の偏差値は「偏差値60」です。それは、北嶺中学校もこのテストに参加していますが、北嶺中の中で、安定して難関大学に輩出している最低ラインの偏差値が「概ね60」だからです。駿台中学生テストの受験教科は、国語・数学・英語ですが、特に「数学・英語」はこの偏差値をクリアしておかなければ、「大学受験の2次試験」に将来的に対応できないと思います。

 

・「札幌公立TOP5校→地方の国公立大学」を目標にしている人(円アカではスタンダードクラス)

 中学生までは、定期テスト・北海道学力コンクール(道コン)が最大の目標になります。それはどうしてか。一例として小樽商科大学を挙げさせていただきます。この大学の入学者の道内の割合は90%以上です。今現在、北海道の中学生で駿台中学生テストはほとんど受験していません。定期的に受験をしている北海道の学習塾は「円山アカデミー」くらいです。つまり、道コンでの自分の立ち位置、北海道内での自分の立ち位置が、そのまま大学受験の立ち位置になる可能性が高いということが言えます。では、道コンでどれくらいの立ち位置が目安なのかというと、各高校の大学の合格実績を見てもらえればわかりますが、旧帝国大学などの難関大学に現役合格するのが、札幌南・北で90~100名程度、札幌西・東で40~50名程度、市立札幌旭丘で20~30名程度です。この生徒たちを抜いた次から、地方の国公立大学の合格者が続いていくと予想できるので、1学年320名で考えて、「学年で下の方」では地方の国公立大学への合格には及ばないということが言えます。ということは、ギリギリで高校に合格する道コンの成績では地方の国公立大学の合格は将来的に厳しいと言えます。各高校ともに道コンではまずは98%を当たり前に取っていかなければなりません。

 

 このように「目標」が変われば、「目標にするテスト」も変わってきます。「目標にするテスト」が変われば、「勉強の仕方(努力の仕方)」も変わってきます。英単語帳を1つとっても、大学受験では目標にする学校で変えなければなりません。高校受験でも同じことが言えます。何を目標にするのかというのは、非常に重要です。ですが、札幌公立TOP5校を目標にするという観点からいくと、テストが、中学生の時よりも、高校ではるかに多くなるということは「どこの高校を目標にしても同じ」です。札幌公立TOP5校に進学した円アカ生で、進学した直後に「向陵中はテストが多いと思ったけど、高校はそれよりもはるかに多い」と言っている生徒がいました。つまり、中学生までで、学校の小テスト、定期テスト、道コンだけが「当たり前」だと思っていると、高校生になったときに、「進学した本人」が「大変な目にあう」ということが言えます。

 

 なので、円アカでは、塾内テストを毎月行い、札幌公立TOP5校に進学後にテストが多くなっても、進学した本人が対応していける準備が出来る環境を用意しています。北海道の公立高校受験用の学習塾では、非常に残念ですが、ほとんどが塾内テストはありません。「定期テスト」と「道コン」で点数を取ることが出来れば、とりあえずは公立高校入試は合格できてしまうからだとは思いますが、学校のテスト(定期テストなど)以外では「道コン」のみです。ですが、それを「当たり前」に札幌公立TOP5校に進学すると思うと恐ろしいですよね。なので、円アカでは、札幌公立TOP5校に進学した時に、「進学した本人」が「その環境で困らない」ようにすることを「第一優先」としています。確かに「週末にテストが入ると予定を組みにくい」、「なんで他の塾の友達はやっていないのに自分だけ・・・」のようなことを耳にすることがありますが、向陵中が1学年の約300名の内で約100名が札幌公立TOP5校に進学します。学年の約3分の1の向陵生が関係してきます。そして、「駿台中学生テスト」と「道コン」を付け合わせると、おそらくその約100名の内、旧帝国大学などの難関大学に合格できるのは、10名~15名程度ではないかと思います。本当に他人事のように捉えていて大丈夫なのかなと思います。

 

 「子どもは親の言うことは聞かないが、することはまねる」という格言がありますが、ご家庭の当たり前は、そのまま子どもたちに伝わり、それが学校での子どもたちの会話になり、それが学校の雰囲気になっていくのだろうと思います。「学ぶ」という言葉はもともと「真似ぶ」という言葉から来ているそうです。人は誰かの言葉や行動をそっくりそのまま行うことで新しいことを吸収していきます。すなわち、真似することは「学びの第一歩」と言えます。周りの大人が、1日は24時間しかなく、目の前にあるもの(勉強、習い事、部活動、趣味
など)は、「未来に直結するもの」と「しないもの」があり、優先順位をつけていかなければ、中途半端になりやすく、将来的に結局は何も残っていないという可能性があることを「子どもたちに伝える」ところまでは「周りの大人の責任である」と思います。

 

 新年度が始まりました。どうせ勉強をするのならば、「未来の自分」に「たくさんの選択肢(財産)を残せる」ように、努力をしたいですよね。北海道の集団指導の学習塾で、公立高校入試レベルまで(道コン・定期テスト)の勉強を教えてくれる学習塾はたくさんあります。しかし、札幌公立TOP5校の進学を見据えて、進学した本人が困らないように、公立高校入試レベルを教えるクラスにプラスして、その上のレベルの内容の勉強を教えるクラスを設置しているのは、駿台中学生テストの北海道内の受験者数から見てみると、北海道では円山アカデミーだけではないかと思います。札幌公立TOP5校に本気で進学したい小学生・中学生はお待ちしています!