2025年度冬期講習会の時間割を公開しました。
2025年度冬期講習会は2025年12月23日〜2026年1月12日の開催です。
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円アカコラム
西大和学園高校の入試対策が円アカで始まります!
こんにちは!円アカです!
今年度の高校入試から西大和学園高校(奈良県)が札幌市で受験することができるようになりました。先日、一般向けの入試説明会にも参加させていただきましたが、円アカでも夏期講習会から少しずつ西大和の実際の入試問題の授業を組み入れ、9月7日から円アカの南北クラスで本格的に対策授業を始めます。この対策授業では、特に、数学・理科を中心に進める予定です。数学・理科は、北海道公立高校入試で平均点が毎年低くなることが多い教科です。西大和の問題を通して、北海道公立高校入試でも「他のライバルに差をつけられる」ように円アカ生にはなっていってほしいと思います。
西大和の合格最低ラインの目安は、駿台中学生テストの詳細な資料を見ると、「中3駿台:全国偏差値55程度」ではないかと思います。ちなみに「道コンのSS(偏差値)ではない」のでお気を付けください。首都圏進学塾での数学の進度でいくと「駿台全国偏差値55~60くらいの偏差値のクラス」は夏休み前後に一通りの数学・英語の内容が終了します。円アカの南北クラスは、この進度を参考にして数学・英語の授業カリキュラムを組んでいるので、この時期から入試対策をスタートさせることができます。
この対策授業は南北クラスの円アカ生ですでに定員になってしまっているので、外部からの受付はできませんが、円アカの南北クラスは、積極的に西大和学園高校の入試を受験してもらう予定です。それはなぜか、札幌公立TOP5校に合格し、旧帝国大学などの難関大を現役で目指そうと思ったときに、中学生までの「中3駿台:全国偏差値55程度」がポイントになるからです。北嶺中の平均の全国偏差値から推定される、旧帝国大学などへ現役合格を狙える全国偏差値は、中3駿台の全国偏差値で55~50台後半になります。つまり、西大和学園高校に合格する最低ラインの目安の駿台の偏差値と「ほぼ一致」します。「継続は力なり」とよく言いますが、継続して勉強することは当然として、西大和に合格できるということは、札幌公立TOP5校に合格後に、旧帝国大学などの難関大学を現役で狙える立ち位置に自分がいる可能性が高いという根拠になります。
しかし、こういう根拠は残念ながら道コンではわかりません。わからないので、札幌公立TOP5校に進学した後に、「出たとこ勝負をする」しかなくなります。札幌公立TOP5校でやっていけるかどうかわからないのに、道コンや定期テストで点数を取れただけで、札幌公立TOP5校を勧めることを円アカではしていません。だって「無責任」ですよね。世の中で「高校の名前が評価される」ならばもちろんそうしますが、そうではありません。何度も言いますが、駿台中学生テストは北嶺中も受験します。北嶺中の大学の合格実績は大きくは変わりません。つまり、北嶺中にいることを想定した北嶺内の自分の順位がわかれば、「高校生になったときの難関大学までの自分の本当の距離感がわかる」ということです。
でも、その本当の距離感は、駿台を受験しなければ、おそらく「高2の夏~秋くらいに気付くこと」だと一般的には思います。「北海道曲線」とよく言われますが、まさしくそのことではないかと思います。でも、駿台中学生テストを受験していれば、高校生ではなく中学生段階から「本当の距離感」がわかります。つまり、「他の人よりも早くに気付ける」ので、「早くから本当の弱点の補強をする」ことができます。そうすれば、札幌南高の先生が学校説明会で言っていた「挫折する覚悟はありますか」は「挫折する必要がない」となりますし、高校生になり、難関大のプレ模試などで、現役生は「E判定」、「D判定」が大多数を占めると思いますが、前もって中学生の早くから弱点補強をすれば、「A判定」、「B判定」などの自分の志望大学に向けて明るい材料がでてくる可能性が高くなります。
やはり世の中に出て評価をされるのは「大学」です。札幌南高、札幌北高などの札幌公立TOP5校に進学をしたとしても、その後の大学が、それよりも下の高校の人と同じ大学ならば、就職活動のときの世の中の評価は、結局は「両者は同じ評価」です。「札幌公立TOP5校に合格」=「旧帝国大などの難関大学合格」ではありません。それは各高校の合格実績、北海道大学の道内占有率を見ていただければよくわかります。父を黒色、母を白色とする場合、子は灰色となります。黒色と灰色が違うのと同じように、白色と灰色が違うのと同じように、父、母ができたことが必ずしも子ができるかは「全く別の話」で、「数字的根拠」を持って「子どもたちの未来」を真剣に考えなければならないと円アカでは考えています。
話は戻りますが、「西大和学園高校に合格する」ということは、「中学生までで高校生になったときに旧帝国大学を狙える立ち位置に自分がいる」という根拠になります。しっかりこの根拠を持って、札幌公立TOP5校に合格を果たして、旧帝国大学などの難関大学を実力で狙える立ち位置で、高1の4月から高校生活をスタートできるように円アカ生にはなってもらいたいと思っています。そのための「西大和学園高校の入試対策」です。
西大和学園高校の説明会に参加してきました!
こんにちは!円アカです!
「呼吸をするように勉強をする。」これは西大和高校の先生がお話をしていた言葉です。札幌南高校の学校説明会でも「挫折する覚悟はありますか。」ということを南高の先生がお話をしていました。やはり進学校に合格して、その後も「勉強についていきたい」ならば、「やらされている勉強」、「再現力が主に求められる勉強だけ」では「やはりだめなんだろうな」と思いました。「再現力」が求められる「基礎・基本」は「当然」として、さらに「応用力・発展力」を「自分ごと」として勉強をできる高校生が「進学校の勉強についていける」と再確認をした説明会でした。円アカでは、西大和の対策授業を夏期講習会の授業の一部に使用しました。授業を通して「道コン・定期テストなどの再現力が主に求められるテストだけ」では「通用しないレベルの入試問題」ということを感じていましたが、西大和の先生の入試問題の出題意図を聞いて、「これも間違っていなかった」と再確認できた説明会だったと思います。
次にこちらをご覧ください。

上記は「8月24日に実施された西大和学園高校の学校説明会のチラシ」です。そこに25年度に出題された「高校入試の問題」が掲載されています。中学生の単元としては、「相似な図形」です。中3の1月の学年末でテスト範囲になる単元なので、「まだ習っていない」と言いそうな中3が多数いそうですが、実はこれは「小学生の勉強」で解けます(円アカの南北クラス(中3)は駿台の進度で進んでいるので「相似な図形」はすでに夏休み前に終わっています)。円アカの札幌公立TOP5校合格コースの「コアマスタークラス(小4~小6)」では、小5のコアマスターで「合同と相似」の単元が出てくるので、「西大和で出題されたような問題の類題」を勉強します。ここで小学生のご家庭に考えてほしいのが、「相似な図形」を中3で勉強するときに、「中受の勉強をしている→中3のときはもう一度復習なのでご本人が深めやすい」、「中受の勉強をしていない→一般的には中3の学年末テストの範囲なので高校入試まで時間がない」と、ここで分岐点ができると思いますが、みなさんはどちらが良いでしょうか。
次にこれをご覧ください。

ご覧になってどうでしょうか。類題を3題ご紹介しましたが、どれも小学生が解く「中学受験用の問題」です。「中学受験用の問題」はもちろん「中学受験での合格・不合格を決める」ためのものですが、実は目的としては「半分正解」で、「半分不正解」です。それはどうしてか。今ご紹介した類題が「根拠」になりますが、「中学受験用の勉強」は「中学生・高校生の勉強に繋がっている」ことが理由だからです。つまり、
「中学受験用の勉強をする」→「中学生・高校生に繋がっている勉強」→「それを小学生までの知識で工夫をして解く」→「図や表などで整理して解くので「応用力・発展力」がつく」→「1度やっているので中学生・高校生のときの勉強を難易度や進度を深めて勉強できる」→「大学受験で旧帝国大学などの難関大学の2次試験は「応用力・発展力」が問われる」→「「応用力・発展力(工夫する力)」が小学生・中学生のときについているので高校生のときに難関大の勉強に取り組みやすくなる」→ 「東大などに落ちた首都圏の生徒が北大を受験しても跳ね返せる」 →「北海道大学の道内占有率が年々落ちない」→「総合入試が始まる前の道内占有率に年々回復していく」
北海道は地元志向が全国的に強いので、北大の受験を一例に挙げましたが、たとえ北大でないにしても、「2次試験で決着がつく北大以上の難関大の2次試験」は「北大レベルの問題」ですら解けなければ、もちろん「手も足も出ない」のは容易に予想がつくはずです。でも、「上記のようなサイクル」を作っていければ、北海道の高校生たちの難関大学への進学人数は間違いなく増えていくのではないでしょうか。そうすれば「本人たちの未来の選択肢が間違いなく増えていく」と誰しも容易に想像がつくはずです。だから、円アカには、札幌公立TOP5校合格コースに「サピックスクラス(小学部)」、「札幌南・北高合格クラス(中学部)」、私立中高一貫校専門コースに「難関中学合格クラス(小学部)」、「中高一貫校クラス(中学部・高校部)」があるわけです。
ですが、このサイクルを作っていくためには、「東西南北に合格できればその後の大学受験も最低北大以上は安泰」、「東西南北に合格できれば高校の勉強は出たとこ勝負で大丈夫」、「北嶺、慶祥SPに合格できれば北大以上などの難関大学、医学部は安泰」という「認識」をまずは周りの大人が捨てなければなりません。円アカの保護者様の中でも、「当時、中学生から高校生の勉強になって急にレベルが上がった感じがした」とおっしゃっていた方がいましたが、それは「札幌北高のホームページにも掲載されている」ことで、「中学・高校で勉強の難易度に差が大きい」ので、「その差を埋めておくための準備が小学生・中学生で必要不可欠」だということです。
「子は親の鏡」、「子は親の言うことは聞かないが、することは真似をする」とよく言います。周りの大人の認識はそのまま子に伝わります。「今までの認識」ならば、「高校生で必死に頑張るしかない」という発想になりそうですが、そもそも「1日24時間」と時間は決まっています。首都圏の小学生で中受の勉強、中学生で駿台レベルの勉強を当たり前にしてきた学力層の高校生に、小学生、中学生で定期テスト・道コンレベルの公立高校入試・義務教育レベルの勉強しか当たり前に思っていない北海道の高校生が勝てる可能性が低いのは誰でも容易に想像がつくのではないかと思います。だから、北大の道内占有率が年々低くなっているのではないかと思いますが・・・。確かに「1日の時間が無限大」ならば、「高校生から頑張ればという理屈」も通用すると思いますが、それは無理なので、「始める時期を早めるしか方法はない」のだろうと思います。また「継続は力なり」とよく言いますが「勉強は習慣」なので、小学生・中学生でしないことを高校生になった瞬間に、急にできるようになるのは「非常に不自然」ですよね。
でも、北海道の小学生・中学生は「非常にラッキー」です。「駿台中学生テストが難関大への自分の立ち位置の根拠とする」ことができます。それはなぜか。北海道では「北嶺中が受験してくれている」ので、「札幌公立TOP5校に進学したときの自分の立ち位置の予想をつける」、「北嶺以外の慶祥中などの道内私立の中学生も「応用力・発展力」が問われる「中学アドバンスト」での自分の立ち位置の予想をつける」ことができます。ちなみにですが、大学受験のときの模試で例を挙げると、共通テスト用の模試で難関大に現役合格する偏差値を取れても、2次試験向けの模試では取れない高校生がいるように、それと同じく、道コン・定期テストで点数を仮に取れても、駿台のようなテストで点数を取れるかは「全く別のお話」です。また、「学力推移(ベネッセ)」などの基本が問われるテストで点数が仮に取れても「中学アドバンスト」で点数が取れるかは「まったく別のお話」です。
道コンで札幌南高に仮に合格できる偏差値を取っていても、駿台のようなテストでは偏差値が40台の中学生もいるので、それでは、北嶺中に付け合わせて考えると、北海道内の大学では、2次試験で決着がつく北大の現役合格は今のままでは「非常に厳しい」という評価がつくと思います。中学生で駿台中学生テストを受けなければ、「北大以上の難関大学を目指すための本当の自分との距離感」は、大体の人が「高2の秋くらいで気付くこと」だと思いますが、駿台中学生テストを受験することにより「この本当の距離感」を「中学生で気付くこと」ができます。そうすると、「自分の本当の弱点を強化する」ことが「早く」からできますよね。この「高2の秋くらいで気付くこと」が、北大の道内の占有率を年々下げている原因の一つではないかと個人的には思っています。
開成中学校(首都圏)で20年前くらいに出題された中受の問題で、「周りに差をつける過去の難問だった」のが、今現在は「合格・不合格を分ける標準問題」になり「入試問題のレベルが上がっている」ように、大学入試もレベルが上がっているのは「自然の流れ」だと思います。つまり、40~50代くらいの保護者世代の方の「北大に落ちたら札予備(現:河合塾)で一浪の感覚」で「子供たちの未来」を考えても「現実に沿っていない」のではないでしょうか。しかも、北大も道内占有率が年々落ちて、今年度はとうとう「29.6%」と30%を切りました。北海道も東京都も他県への流出率は全国トップクラスで低くなっています。ということは、両者が北大を受験すると仮定すると、「道内の高校生=地元に残りたい人」、「首都圏の高校生=地元から出たくない人」と言えると思いますが、昨年度まではほぼ同数ですが北海道が入学者数は若干勝っていました。しかし、今年はとうとう逆転をされて、地元から出たくない関東の高校生に、北海道の高校生が負けてしまいました。占有率が「年々」減って、ここまできました。ここからも40~50代のかたの「道内占有率50%以上」のときとは状況が全然違います。
また、私立中学校に進学したご家庭にも今お話をしたことが同じように当てはまります。北嶺中学校で4月に入学後、6月初旬に「駿台中学生テスト」を受験しますが、毎年の全国偏差値の分布は上から下までで「全国偏差値25」は毎年開いています。そして、学校内の全国偏差値の分布人数の割合は1年たってもあまり変化がありません。つまり、ここから言えることは、「中1の4月にスタートした学年順位から1度ついた順位を上げることはなかなか難しい」ということではないかと思います。これは立命館慶祥中でも同じことが言えると思います。慶祥中は北嶺中のように明確な資料はあまり出てきませんが、同じSPでも「学校内の全国偏差値でかなり幅が存在している」と思います。練成会さんの四谷大塚の中受合格実績のチラシを見ていただければわかりますが、一例として、首都圏の御三家クラスの中学に合格して、北嶺中・慶祥中に進学している小学生もいるわけですから、ここからも「進学した小学生たちの間ではやはり幅が出ているだろうと想像がつく」はずです。では、「この幅のなかで下にならない」ためにはどうするのか。冒頭のほうでお話をした「「中学受験用の問題」はもちろん「中学受験での合格・不合格を決める」ためのものですが、実は目的としては「半分正解」で、「半分不正解」です。」というのがやはりポイントになると思います。
西大和学園高校の高校入試の問題を例に挙げてお話をしましたが、同じように逆算をするとやはり小学生のときにどのような勉強をしているかで、「入学後の自分の未来が変わってくる」ということではないかと思います。つまり、「何を目的で受験をするのか」が大事になってきます。「したい」なのか「してみたい」なのか、ここで大きく道が分かれているのだろうと思います。一つ例を挙げると、

これは「中高一貫校の数学で使用する問題集」から一部抜粋をしましたが、単元は中2で習う「図形と相似」です。ここでも先ほどの中受の問題との類似問題が出てきています。私立中学校に進学しても、公立中学校と同じように、「小学生の勉強は中学生にも繋がっている」ということです。「受験で合格という強烈な勉強の動機がある小学生」のときに向き合えなかったものが、「その動機がなくなる中学生」になった瞬間に向き合えるわけがありません。せっかく合格した中学校です。その先も普通にいけば「6年間」続きます。中受の勉強は「中学生・高校生のときの自分を助けてくれる」という認識を持ち、「受験の合格・不合格」はもちろんですが、合格・不合格で終わりではなくて、「小学生のうちに身に付けて解けるようにしておくという心構え」で日々勉強していくというのが大事であるということが言えるのではないでしょうか。
最後になりますが、公立でも私立でも「中学受験の勉強をする」ということは、「その先の未来の自分も助けてくれる」ということです。それは冒頭の西大和高校の実際の入試問題を見てもわかると思います。「札幌公立TOP5校に進学し北大以上を目指したい」、「北嶺中・慶祥中に進学し北大以上を目指したい」、小学生・中学生は円アカでお待ちしています!
駿台中学生テストの結果について
こんにちは!円アカです!
6 月 8 日(日)に実施した駿台中学生テストの結果をご報告したいと思います。以下の表をご覧ください。
第1回駿台中学生テストの「円アカ生」と「北嶺生」の全国偏差値の平均
| 国語 | 数学 | 英語 | 3教科合計(今年度) | 3教科合計(1年前) | 3教科合計(2年前) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中1(円アカ生) | 60.9 | 62.5 | 63.8 | 66.8 | ||
| 中1(北嶺生) | 57.2 | 62.0 | 54.7 | 60.4 | ||
| 中2(円アカ生) | 58.6 | 58.9 | 53.0 | 58.2 | 63.2 | |
| 中2(北嶺生) | 59.0 | 60.7 | 54.1 | 59.7 | 61.2 | |
| 中3(円アカ生) | 57.1 | 52.0 | 48.2 | 54.8 | 57.7 | 62.2 |
| 中3(北嶺生) | 60.0 | 61.9※ |
※ 中3(北嶺生)の2年前の全国偏差値が不明のため北海道偏差値(北海道受験者157名/推定内訳:北嶺中132名(特待7名、一般125名)、
円アカ生10名、その他15名)を掲載
次に「フェルミ推定」という分析方法を使って、中学 3 年時点の駿台中学生テストの偏差値ごとの、大学
受験時の進学先を推定されている方がいたので、ご紹介したいと思います 。
【駿台中学生テスト全国偏差値(中 3) → 国公立大学受験時(高 3)の進学先ポテンシャル】
64.0 以上 → 東京大学
62.8 以上 → 京都大学
59.2 以上 → 一橋大学・東京科学大学・国公立大学医学部
53.8 以上 → 地方の旧帝国大学
円アカでは「駿台中学生テスト(中 3):3 教科全国偏差値 60 以上(特に数学・英語)を目指すこと」を「札
幌南・北合格クラス」の円アカ生にはお話をしています。それはどうしてかというと、上記の表からもわ
かる通り、北嶺中学校では中 3 駿台は受験をしていませんが、北嶺生が中 3 駿台を受験したと仮定をし、表の偏差値の推移から北嶺の全国偏差値の平均を推測すると「55~50 台後半くらいの全国偏差値」になる
と思います。北嶺の大学実績を作っているのが、「北嶺中の概ね上位半分」なので、「北嶺中の平均」は
「中学生までの旧帝国大学などの難関大学を目指せる目安」だと思います。どんなテストでも「90 点以上
を取ろう」とすると「100 点を目標にする」のが一般的だと思います。つまり、駿台でも同様で、「全国偏
差値 55 以上を取ろう」とすると「全国偏差値 60 以上を目標にする」のが自然の流れになってくるのでは
ないでしょうか。
先ほどの「フェルミ推定」に話を戻したいと思いますが、 『この分析は「高校受験時の学力レベルがそのま
ま大学受験まで維持できる場合の進学先の推定」に過ぎません。しかもフェルミ推定の組み合わせなの
で、当然のこととして誤差を含んでいます。また、高校 3 年間の学力増減で大学進学先は変わります。 』と
いう「但し書き」はありますが、北嶺中の全国偏差値を基準に考えた「駿台全国偏差値 55」とも大きく変
わらない数字になっているので、札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘の「札幌公立 TOP5 校
を目標にする小学生・中学生」は、この統計学の観点から見ても、 「重要な数字」となるのではないでしょ
うか。
ここまでのお話を基準に円アカ生の今回の得点結果は、
中 1:国語・数学・英語ともにとても良いスタートを切ることができました。特に良かったところは、毎
年、国語・英語は北嶺に勝っている学年が多いですが、どうしても数学で勝てていませんでした。その数
学でも今年は初勝利を挙げることができました。よく頑張りました!ただ、他学年の円アカ生を参考にすると、毎年、中 1 の 6 月の駿台の英語は特に差をつけて北嶺に勝ってスタートをしますが、学年が上がる
につれて、その差を埋められてきてしまいます。これはやはり「日常の勉強に対する姿勢」につきます。
公立も私立も結局は同じ大学受験の試験を受けます。 「公立中学校だから、勉強はある程度で良い」という
間違った考えを捨てて、今回の結果に満足せずに日々しっかり勉強をしていきましょう!
中 2:大きな差を北嶺にはつけられませんでしたが負けてしまいました。昨年度は 6 月、8 月ともに勝て
ていましたが、今年度は厳しいスタートです。特に英語は昨年度の駿台から回数を重ねるたびに、その差
を埋められてきています。道コンや定期テストで、各中学校である程度の順位を取れているからそれで満
足をしていませんか。「札幌公立 TOP5 校の合格できること」と「北大などの難関大学の現役合格」は
「全くの別物」です。それぞれ問われる学力の種類が違うのですから。北海道大学の道内占有率は、年々
下がり続けて、「29.6%」と 30%をとうとう切ってしまいました。どうして年々下がり続けていくのか。
その理由を真剣に考えてみましょう!
中 3:中 3 駿台を北嶺は受験しません(北嶺中の中 3 は飛び級で高 1 全統模試を受験しています)が、数
学・英語の自分の全国偏差値をよく見てみましょう。上記にある偏差値の基準は、「札幌公立 TOP5 校に
進学後の本当の姿」です。どんなに道コンや定期テストで点数を取れても、駿台のような「応用力・発展
力」が求められる模試で、最低でも上記のような成績を取っていかなければ、「旧帝国大学などの難関大学
の現役合格」は札幌公立 TOP5 校に合格できても待っていてはくれないわけです。札幌公立 TOP5 校の高
校生で、センター試験(現:共通テスト)用の模試では学年順位一桁、でも、2 次試験向けの模試では北大
現役合格をできる偏差値を取れない。もちろんこの生徒は北大を落ちて、地方の国公立大学に現役で行きました。塾講師 20 年以上の中にはこういう生徒も実際にいました。望むだけでは、自分の思い通りには
なりません。「西大和学園の合格」を勝ち取り、「札幌公立 TOP5 校で難関大を狙える自分を証明」し、そ
して「札幌公立 TOP5 校の合格」を果たし、高校に進学をしていけるように真剣に頑張りましょう!
と円アカ生にコメントをさせていただきたいと思います。今年度の高校入試から「西大和学園高校」の入
試が札幌でも受験できるようになりました。駿台の資料を参考にお話をすると、目安は「中 3 駿台全国偏
差値:55 以上」ではないかと思います。円アカでは、この夏期講習会の授業の一部を使用して、西大和の
対策授業を行いましたが、 「道コンを解けるだけ」では実際の入試問題には太刀打ちできる可能性は非常に
低いと思います。つまり、求められるのは駿台レベルに近いので、そのレベルの勉強をしなければ、西大
和の入試問題に対応することは難しいと思います。ここからも「西大和に合格する」ということは、高校
生になったときの「旧帝国大学などの難関大学を目指せる一つの根拠となる」と言えるのではないでしょ
うか。
西大和学園高校の入試が北海道に札幌市に浸透できれば、北海道大学の道内占有率も約 30%(今年度
29.6%)から、 「総合入試が始まる前の 50%に戻ってくる一つのきっかけになる」と思います 。西大和の受
験のポイントになる全国偏差値は「駿台(中 3):全国偏差値 55」。ここまでお話をした通り、この数字は北
嶺が証明してくれていますが、 「旧帝国大学などの難関大学に現役合格するための中学生までの駿台での全
国偏差値の目安」です。この偏差値をもって、札幌公立 TOP5 校に進学できれば、高 3 の大学受験のとき
に、首都圏の高校生が北大を受験しに来たとしても、「道内の高校生が道外(首都圏)の高校生を跳ね返せる
可能性が非常に高い」ということが言えるのではないでしょうか。
札幌市の中 3 の受験日程が、1 月 24 日:西大和、2 月 13 日・14 日:道内私立 A 日程、2 月 17 日・18
日:道内私立 B 日程、3 月 4 日:北海道公立高校入試というように、今年の受験日程を一例として挙げま
したが、毎年の恒例として西大和の受験が浸透していくことを真剣に願っています。1~2 年が経ち、西大
和の入試のレベルがわかってくると、北海道の中学生のお決まり文句として、「西大和の入試は難しいから
なぁ~」と言い始めそうですが、札幌南・札幌北を受験したい中学生、札幌西・札幌東(本来は札幌南・北
を狙えるが自宅から近い学校が良いという理由で札幌西・東にしている)を受験したい中学生の皆さん、今
書いたお決まり文句を言って「西大和の受験を敬遠しよう」という発想は、仮に札幌公立 TOP5 校に進学
できても、次の大学受験では、 「旧帝国大学以上の難関大学は待ってくれてはいません」し、「北大の道内
占有率の今以上の低下に繋がる」のではないでしょうか。
「継続は力なり」と言いますが、勉強で一番大事なのは「習慣(継続)」です。そして「日常の習慣」を作
るのは「日常の心構え」ですよね。小学生・中学生のとき、 「自分の未来のためにどのような心構え」なの
か。それが高校生になったときに小学生・中学生以上に活きてきます。
中 1 第 1 回駿台中学生テストが返ってきました!小学生の皆さんは必見です!中 1 スタートダッシュ成功!
こんにちは!円アカです!
6 月 8 日に実施した駿台中学生テストが返ってきました。今回は中 1 の成績をご報告したいと思います。まずは以下の表をご覧ください。
第1回駿台中学生テストの円アカ生の平均の全国偏差値
| 円アカ生 | 国語 | 数学 | 英語 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 中1 | 60.9 | 62.5 | 63.8 | 66.8 |
今回の中 1 の北海道内の受験者数は 155 名で、内訳は北嶺中 135 名(特待 6 名、一般 129 名)、円アカ生 13 名、その他 7 名となります。北嶺中の人数はホームページの入学者数をもとに書いていますので、北嶺中の受験者とその他の受験者で若干名誤差があると思います。今回の円アカ生の全国偏差値 66.8 は「円アカ開校以来の成績」でした!中 1は頑張りました!
また、北海道内の受験者 155 名の内、2 位、7 位、9 位、9 位と北嶺中の生徒が混ざっているにも関わらず、一桁の順位を獲得した円アカ生もいました!これらの円アカ生は、 札幌南高、 札幌北高に将来的に進学しても、 旧帝国大学以上を現役で目指せる学年上位に位置する可能性が高いと言えます。その後も、13 位、30 位、30 位と北嶺 1 組相当の順位を獲得している円アカ生が続きます。この 3 名も、北嶺中の毎年の大学実績を参考に考えれば、旧帝大などの難関大学に現役で合格する順位なので、 札幌公立 TOP5 校に進学後は、 学年でも上位に位置する可能性が高いと言えます。
やはり、札幌公立 TOP5 校で上位の学力を獲得するには、道コン、定期テストなど、 「高得点を取るのに最後はミス勝負のようなテスト」では「本当の学力がわからない」のでなかなか難しいと思います。 「北嶺中の中にいるのを想定した順位」は「札幌公立 TOP5 校に進学した後の未来の自分」です。 「再現力」が一番に求められる「公立高校入試レベルのテスト」と、 「応用力・発展力」が一番に求められる「旧帝大以上の 2 次試験」では、 「求められる学力の種類」が全然違います。つまり、札幌公立 TOP5 校に進学し、旧帝大などを目指せる学年上位にいるためには、鍛えなければならないのは 「応用力・発展力」 です。 そして 「応用力・発展力」 を中学生で求められるテストは 「駿台中学生テスト」です。円アカで「駿台中学生テスト」を活用して、中学生までに「応用力・発展力」を鍛えてしまいましょう!
北海道内順位で上位にきている円アカ生は 「小学生から全員入塾」 しています。 向陵中に進学予定のご家庭の皆さん、これは向陵中 1 学年 300 名の内、札幌公立 TOP5 校に毎年合格すると言われている 100 名に関係してくることです。向陵中進学予定のご家庭は、 レベルが高いとかという話ではなく、 高校に進学したら 「目の前に現れる現実である」 ということを忘れないでほしいと思っています。北海道は、地元志向が全国的にも強く、札幌公立 TOP5 校に進学出来たら、その後の高校の先生の進路指導は「北大が一つの基準」です。でも、北大の道内占有率は「29.6%」と 30%を切ってしまいました。これはどうしてでしょうか。 「高校から頑張れば大丈夫」という「根拠のない思い込み」で、 「高校からの出たとこ勝負をしている」からだと円アカでは考えています!勉強は「習慣」です。小学生・中学生から「正しい習慣」を身に付けていきましょう!札幌公立 TOP5 校で学年上位を本気で目指したい小学生は円アカでお待ちしています!
最後に自慢になってしまいますが、 中 2 の円アカ生が駿台中学生テストで 「全国 1 位 3 連覇の快挙」 を達成しました!また後日に、他学年の内容も踏まえてご報告をさせていただきます!
私立中高一貫校専門コースの中学部の第 1 回定期試験の円アカ生の結果が出ました!
お久しぶりです!円アカです!
5月26日~28日に北嶺中で定期試験①が、6月5日~6日に立命館慶祥中で第1回定期試験が実施されましたので、円アカ生の主な得点実績を報告したいと思います。
立命館慶祥中(中1/SP) 数学90点・英語100点獲得!
北嶺中(中1) 代数91点・幾何95点・英語96点獲得!
北嶺中(中2) 学年2位獲得!
私立中高一貫校専門コースは開設したばかりなので、札幌公立TOP5校合格コースのようにたくさんの実績がまだまだないですが、立命館慶祥中、北嶺中で学年上位の生徒を輩出しています。「体系数学準拠の先取り授業」、「NEW TREASURE準拠の先取り授業」で、大量の単元が進んでいく中学校の授業に、予備知識を持って臨んで深められるようにしていきましょう!その先に「中学アドバンスト」などの私立の中高一貫校の進学校が受験する模試で、高得点が待っています!学年上位を狙いたい北嶺中、立命館慶祥中の皆さん、円アカでお待ちしています!
札幌公立 TOP5 校合格コースの中学部の第 1 回定期テストのクラス平均点が出ました!
お久しぶりです!円アカです!
6 月 6 日に向陵中学校で第 1 回定期テストが実施されましたので、円アカ生のクラス平均点をご報告したいと思います。詳細は以下の表になります。ご覧ください。
円アカ生の第1回定期テスト(向陵中)のクラス平均点
| 円アカ生 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 | 向陵中学校の平均点との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中1(12名/定員12名) | 88.2 | 94.5 | 94.2 | 90.9 | 98.3 | 466.1 | +111.8 |
| 中2(10名/定員12名) | 92.9 | 96.3 | 90.3 | 89.3 | 89.1 | 457.9 | +105.2 |
| 中3(11名/定員12名) | 89.5 | 94.6 | 84.5 | 83.1 | 94.9 | 446.6 | +102.4 |
※ 円アカ生(南北クラス)
3 学年ともに「向陵中学校平均点+100 点」を達成し、円アカ生は良いスタートを切ることができました!中学生の皆さんはどのような対策を行っていますか。 円アカでは、通常授業で定期テストに向けて、「前年度の定期テストの範囲」を「約 1 か月前」には「南北クラス」、「東西ヶ丘クラス」ともに終了して、定期テスト 1 か月前から始まる土曜日・日曜日の定期テスト対策授業に備えていきます。 「前年度の定期テストの範囲」が終了していないと、実際に出題される定期テストの全体像がわからないので、 学校のワークを進めるにしてもどこまでの範囲を進め、そして 2 周、 3 周させていくときにも、早めに範囲を終わらせなければ、時間がないので物理的にできなくなってしまうのではないかと思います。
また、向陵中学校の第 2 回定期テストは 10 月 31 日に実施されるので、第 1 回の 6 月からの続きの範囲になり、テスト範囲もかなり広くなります。対策をしていくには、「前年度の定期テストの範囲」を最低でも 1 か月前くらいには終了しなければ、定期テストが実施されるギリギリでテスト範囲の授業が終わっても、範囲が広いので 6 月以上に対策が難しくなってしまいます。やはり前もってやっていくことが大事なのではないかと思います。定期テストで高得点を獲得したい中学生は、円アカでお待ちしております!
2025年度 夏期講習会時間割
「見据える」という意味
お久しぶりです!円アカです!
灘中学校・高等学校という学校が兵庫県にありますが、この学校は皆さんが知っている日本でも代表する進学校です。この学校の中学生の3年間の数学は「中学1年生で終了する」という話は有名ですが、その話だけを聞くと「すごいな~」という感想を持つかたが多いと思います。しかし、これには「背景」がきちんとあります。
まず灘中学校に合格している小学生は、浜学園さんが多いのではないかと思いますが、「中学受験用の算数」を勉強して合格を勝ち取ります。そして、「中学受験用の算数」が、この「背景のポイント」になってきます。「中学受験用の算数」は、「小学生で習う知識の範囲内で中学生の数学を工夫して解こう」というのが概ねの内容です。「中学受験用の算数」=「自分の志望中学校に合格するための教科」と一般的には思われますが、実はそれは「一つの側面」に過ぎません。では、具体的にご紹介をしていきたいと思います。



ご覧になってどうでしょうか。一部ですが、問題の例を取り上げさせていただきました。このように「中学受験用の算数」は「中学生で勉強する数学」、「高校生で勉強する数学」に繋がっているということがわかると思います。先ほどの「灘中学校の数学」にお話を戻しますが、これが「背景」です。つまり、「中学受験内容の算数」で「中学生で勉強する数学の大部分」を「一度勉強している」ので、灘中学校の中1の生徒からすると「一度小学生のときに勉強したこと」と思うはずです。そして、「中学受験用の算数」のほうが、「中学生の数学」や「高校生の数学」より、「小学生が勉強をする」ので「知識に制限」があります。ということは、問題を解くためには、知識に制限があり「工夫」をしなければならないので、同じ単元を勉強するときには「中学生の数学」のほうが「易しく感じる」はずです。そうすると「数学を速く進める」ことができる。これが「中学生の数学を1年で終わらせる」ための「背景」です。
そして、こういう考え方は、札幌公立TOP5校(特に東西南北)に進学するときにも「必要」であるということです。以下のグラフをご覧ください。

「北海道大学」は「札幌公立TOP5校に進学したご本人・保護者様」の大部分が、「札幌公立TOP5校に進学できた=北大以上に次は合格できる」と思われているのではないかと思いますが、残念ながら違います。上記のグラフからわかる通り、「道内の高校生は地元志向が全国的にも強い」にもかかわらず、「北海道大学の合格者の道内出身者は年々減り続けている」ということが言えます。
そして、2つのグラフの動き方が何か不自然です。普通は「地元志向が強い」から「北大の合格者は増える、または横ばい」となるはずです。でもそうはなっていません。つまり、「不自然な動き」になってしまう「原因」が何かあって、少しずつ減り続けている。「原因=今現在足りていないもの」となると思いますが、東京都のある進学塾の入塾テストは、新中1の高校入試に向けたクラスの入塾テストの数学は「中学受験内容の算数」と聞いたことがあります。その点数で「クラスのふるい分け」が行われます。ですが、残念ながら、北海道ではこのようなことを一度も聞いたことがありません。つまり、将来的に難関大学を狙えるような高校を目指す関東地方の小学生は、「中学受験をしようがしなかろうが中学受験用の算数を勉強している人が多い」ということが言えるのではないかと思います。将来の大学受験で、難関大学を目標にすると考えると、この時点で、「差がついている」のは容易に想像がつくのではないでしょうか。
ですが、北海道で「中学受験内容の算数」を勉強しようとすると、「中学専門の学習塾」に通塾しなければなりません。なので、「通塾するためのハードルが高く」なってしまいます。しかし、円アカでは、向陵中進学コース(トップクラス)の通常授業では、「SAPIXメソッド コアマスター」を使用していますので、中学受験をするかしないかに関係なく、「中学受験内容」を勉強することができます。そして、「中学受験内容の算数」は今ご紹介した通り、「中学生の数学」、「高校生の数学」を小学生で習う知識の範囲内ではありますが、「同じような問題」を小学生のうちに一度勉強をできます。しかし、「最大のメリット」は別のところにあると思っています。
それは先ほどもお話をしましたが、「知識に制限がある」ので、「工夫をして解かなければならない」ということです。「工夫をする」ということは、円アカでは「未来につながる5つの力」と定義していますが、そのうちの「応用力・発展力」に繋がっていきます。小学生で言えば「中学受験用の算数」、中学生で言えば「駿台中学生テストの数学」、高校生で言えば「難関大学の2次試験の数学」のような「難易度の高い算数・数学」で「一番求められる力」は、「正確な知識力」も大事ですが、やはり「粘り強い忍耐力」です。英語のように数学は、どんなに知識があっても解けません。円アカの保護者様で「先生、自分もそうだったけど、大学受験のときに北大みたいな2次試験の数学は、『わからない』と思いながら問題を解き、部分点を取っていって、7割くらいの点数にするのが一般的だよね。そのためには『耐力』が必要だよね。そういうことをコアマスターを通じて自分の子どもに学んでほしい」と仰っていたかたがいました。そのお話を聞いていたときに「まさしくその通り!」と思った記憶があります。「粘り強い忍耐力」、つまりは「耐力」を身に付けるためには、設問(問題文)からわかることから「図に起こす」、「表に書く」などの「工夫する力(応用力・発展力)」が必要です。
「数学」の観点からいくと、「見据える」ということは、「粘り強い忍耐力=工夫する力(応用力・発展力)」を身に付けることに尽きると思います。こういうお話をさせていただくと、「レベルが高い話」と仰るかたがいますが、本当にそうでしょうか。向陵中学校から、札幌公立TOP5校に進学するのは、1学年約300名から約100名です。つまりは、1学年の300名のうち「約3分の1の向陵生に関係してくること」と言えます。そして、あくまで自分の約20年の塾講師の経験からですが、今現在思っていなかったとしても、「札幌公立TOP5校に合格=北大などの難関大学に合格」と、高校に進学後に思い始める保護者様はかなりの割合でいると思いますし、円アカの保護者様で「札幌公立TOP5校に進学後に行われる進路希望調査書には、例え学年順位が下だったとしても、難関大学しか書けないよね。」と仰っていたかたがいました。その通りだと思います。勉強の観点から考えると、そうでなければ何のために札幌公立TOP5校に合格したのかわかりません。ですが、その希望を叶えるためには、「小学生・中学生での下準備(見据える)」が、今お話をした通り「理想である」ということです。
向陵中に進学予定の小学生の皆さん、そして向陵生の皆さん、どこまでを想定して勉強しますか。もちろん、「道コン」、「中学校の定期テスト」で「点数を取る」ことも非常に大事です。ですが、もし札幌公立TOP5校に進学をして、「北大などの旧帝国大学のような難関大学を目標にしたい」ならば、今お話をした通り、それだけでは「不十分」であるということです。これから新学期が始まります。「下準備をして札幌公立TOP5校に進学をするか」、それとも「下準備をしないで札幌公立TOP5校に進学後に「出たとこ勝負」をするか」、円アカでお待ちしています!

第15回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の結果が出ました!
こんにちは!円アカです!
毎年行われている、今回の「作文講座」では、第15回「いっしょに読もう!新聞コンクール」を目標に講座を実施しました。この講座では、「未来につながる5つの力(応用力・発展力・思考力・判断力・表現力)」のうち「思考力・判断力・表現力」を養成します。
今回の「いっしょに読もう!新聞コンクール」の結果が、北海道新聞に掲載されました。47都道府県「61,576編の応募者」があった中で、円アカからは、
優秀賞 1名輩出!
北海道NIE推進協議会会長賞 1名輩出!
北海道地区奨励賞 1名輩出!
という結果でした。60,000編を越える作品から入賞した円アカ生はおめでとうございます!






