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第2回 駿台中学生テストの結果が返ってきました!

 こんにちは!円アカです!8月27日(日)に塾内テストとして実施した駿台中学生テストが返ってきました!

 

 前回の6月に実施した駿台中学生テストに引き続き、北海道順位40位以内にランクインした円アカ生を輩出することができました。前回の駿台では、中1→3名、中2→1名で、今回の駿台では、中1→3名、中2→2名の円アカ生を輩出することができました。道コンで、円山小学校、向陵中学校などでは、トップクラスの生徒を輩出できていましたが、昨年度から現中2(その当時は中1)が2~3名ランクインできるようになってきて、札幌公立TOP5校から旧帝国大学などの難関大学を目指せる学力の層の小学生・中学生が少しずつ増えてきました。学習塾としてのレベルも上がってきたと実感しています。札幌公立TOP5校を目指すのならば、やはり最低でも「北大も目指したい」ですし、「道外7:道内3」を「道外5:道内5」にまずは戻したいですよね。

 

 駿台中学生テストは「北嶺中学校」も受験します。北海道40位以内というのは、正確に言うと、北嶺中学校の中で40位以内という意味で、概ねこの40位までが北嶺中の中で「Aクラス(1組)」と呼ばれています。北嶺中学校では、学年が上がっていくと、成績に応じて「クラス分け」がされます。その1番上のクラスが「Aクラス(1組)」です。

 

 北嶺中学校の大学の合格実績は、「札幌南・札幌北と同等程度」です。つまり、「北嶺中学校の中での順位」は、「札幌公立TOP5校に進学した後の自分の順位」と言いかえることが出来ます。駿台中学生テストを受験すれば、北嶺中学校のホームページで付け合わせると、自分が今現在どの程度の大学を目指せるのかが一目瞭然にわかります。でも、そういったことは道コンや定期テストだけではまったくわかりませんよね。

 

 円アカには、8月道コンで向陵中学校10位以内の向陵生が、中1が4名、中2も4名在籍していますが、道コンでは、各学年共にこの4名の円アカ生の道コンの偏差値(SS)の差は「2~3程度」ですが、駿台中学生テストを受験すると、この4名でも上から下までで「約10の差」があります。11位~20位に位置する円アカ生が、10位以内の円アカ生に勝つこともあります。つまり、道コンのように、「最後はミス勝負のテスト」では「本当の偏差値はわからない」ということが言えます。

 

 あまり良くないお話ですが、例えば札幌南高校に進学する320名は、中学生の時は中学校内で学年では1位~3位くらいにいた人が多いと思います。ですが、札幌南に行けば、320名いるので、1位~320位まで順位がつきます。そのときに、中学生の時はいつも1位~3位くらいにいた人が、急に100番台、200番台など見たことのない順位になり、「その現実を受け入れることができない人もいる」というお話は、札幌公立TOP5校、特に札幌南・札幌北・札幌西・札幌東に進学した円アカ生からよく聞きます。でも、「道コンや定期テストだけを当たり前に思っている」と、今お話をしたようなことになる可能性が十分あります。せっかく勝ち取った高校生活です。このようにはしたくないですよね。

 

 では、どうするか?やはり「駿台中学生テスト」なんだろうと思います。駿台中学生テストを受験すると、「本当に自分が得意な教科」がわかる、「本当に自分が苦手な教科」がわかる、「本当の未来の自分の姿」がわかるなど、「メリット」がたくさんあります。「本当のゴール(未来の現実)」がわかるから対策がしやすくなります。やはり小学生・中学生までで、「小学生:中学受験レベル」、「中学生:駿台中学生テストレベル」までを「向き合える」ようになっていると、札幌公立TOP5校に進学した後も、高校で出てくる「速くて難しい勉強=難関大学の2次試験レベル」にも「向き合える自分」になっている可能性が高い。向陵生の皆さん、札幌公立TOP5校がゴールではないですよね。小学生・中学生までで、「正しい自分の偏差値」を知って、それに対してきちんと向き合い、「正しい努力を出来る自分」になって、札幌公立TOP5校に進学したいですよね。札幌公立TOP5校を見据えるためには、「現実と向き合う心構え」が重要なのだと思います。

札幌公立TOP5校に進学するための進路指導

 こんにちは!円アカです!

 

 円アカでは9月2日(土)から今年度の第2回目の保護者面談を実施しています。円アカでは、6月、9月、11月、2月の年4回実施しています。月に1度の塾内テストと道コンの個人成績表を参考にして生徒の現状、そしてこれからの方針・対策をより具体的にお話をさせていただいています。より具体性を出せるのは、道コンや定期テスト以外にも、「定期的に行っている塾内テストがあるので出来る」ことではないかと思います。

 

 円アカでは、このように9月は保護者面談の時期なので、今回は円アカでの中学部(トップクラス)の生徒の面談での内容の一例のお話をさせていただきたいと思います。まず、講師側は、道コンの個人成績表、駿台中学生テストの個人成績表、サピックスオープンの個人成績表、そして北嶺中・高校の合格実績のプリントを準備します。道コンの個人成績表は、自分自身の志望高の合格可能性、自分の通っている中学校の中での自分の順位などをお話するために使用します。そして、ここからが円アカと他塾との違いが出てきます。

 

 北海道公立高校入試である以上、道コン(道内)での今の自分の立ち位置を知ることは必要不可欠です。ですが、札幌公立TOP5校、特に札幌南、札幌北、札幌西、札幌東の札幌市の中での各地域No.1高校では、道コンまでの内容で終了するのは非常に危険であるということです。それは「札幌公立TOP5校に進学=難関大学に進学」ではないからですよね。駿台中学生テストの個人成績表と、北嶺中・高校の合格実績の表とを付け合わせて、「札幌公立TOP5校に進学後に今現在どの辺の大学のレベルを狙えるか」まで、円アカの保護者面談でお話をさせていただきます。

 

 第一志望高校が道コンで98%だったとしての面談のコメントの一例です。

 

 ・駿台中学生テストを受験していない場合

 「道コンの個人成績表からこのままでいけば~高校に行けそうです。この調子で頑張ってください。」

 

 ・駿台中学生テストを受験している場合

 「道コンの個人成績表からこのままでいけば~高校に行けそうです。まずは高校の合格のところまではクリア出来ています。そして、駿台中学生テストの個人成績表と、北嶺中の大学の合格実績の表を付け合わせると、高校に進学後は~大学あたりを狙える位置にいます。ただ、数学の偏差値がまだ他の教科よりも低いので、今の偏差値で推移していくと、数学が得意な文系、もしくは理系に進むならば、数学が苦手な理系になる可能性が高いです。文系に進むならば良いですが、もし理系に進むならば、今現在は、数学の偏差値を上げるために新中問の後ろのページなどの難易度の高いものを中心に取り組んでください。」

 

 あくまで成績面ですが、極端な言い方をすれば、道コンだけでは、志望校が98%付いてしまうと話すことがなくなってしまうことがわかりますが、駿台中学生テストを受験していると、次の大学受験、そして文系に向いているのか、理系に向いているのかのお話まで出来てしまいます。「未来の自分の向き・不向き」までわかってしまいます。そうすると「自分の未来を考えやすい」ですよね。

 

 皆さんはどちらの進路指導が良いですか。一般的にいけば、後者と答える人が多いと思いますが、残念ながら、この進路指導を出来るのは、札幌市の中では円アカしかありません。駿台中学生テストを継続的に受験している学習塾が札幌市には円アカしかないからです。道コンで高得点を取れるからといって、駿台中学生テストで高い偏差値を出せるかどうかはわかりません。つまり、道コンで高得点を取ることと、札幌南・札幌北などの札幌公立TOP5校の中でやっていけるかどうかは「まったくの別物」ということです。「札幌南・札幌北と同等のレベルである北嶺中・高の中での自分」、これが非常に重要なのではないかと思います。

志望高校の選び方

 こんにちは。円アカです。

 夏休みに様々な高校の説明会なども行われ、これから学力テストABCが各中学校で実施されていきます。中学校3年生の皆さんは、自分の志望校について固めつつある時期かと思います。なので、今回は、志望高校の選び方についてお話をしようと思います。

 

 最初に考えてほしいのが、その高校に行くための「志望動機」です。これは高校受験だけでなく、これから様々な場面で聞かれることですよね。自分は「行きたいのか」、それとも「行ってみたいのか」のどちらであるかを自分と向き合ってよく考えてみましょう。そのときによく考えてほしいのが、「メリット」と「デメリット」です。特に自分にとっての「デメリット」のほうをよく考えてみましょう。

 

 大学生で一例を言うと、大学を卒業し、様々な職業に就職しますが、よくあるのが「理想だけを描いて就職をする」と「すぐに辞めてしまう人が多い」ということです。就職をする前には考えてもみなかった「現実(デメリット)」が見えてくるからだと思いますが、これは高校を選ぶときも同じことが言えます。本人たちの言葉で言うと「自分が思っていたのと違った」というような言葉になると思いますが、そのときはもう高校に関してはやめることはできませんよね。

 

 このようなことが起こらないために「デメリット」を真剣に考えてほしいと思います。その「デメリット」を出し尽くしてもその高校で学校生活を送りたいと思えるならば、「行きたい」という気持ちだと思いますし、ここで「違和感を少しでも持つ」ならば「行きたい」ではなく「行ってみたい」であったということだと思いますので、その高校を受験しようと思うのは避けたほうが良いと言えるのではないかと思います。

 

 では、具体的にどのように高校について調べたらよいでしょう。「学校説明会に行く」、「学校祭に行く」などはたいていの人は行うと思います。ですが、ここで1つ気を付けなければならないのは、「学校説明会」、「学校祭」はその学校の「楽しい側面」つまり「メリット」しか見えてこないということです。

 説明会は、その学校に来てもらうためにやるので、「楽しいこと、凄そうなこと」を前面に押し出すのは「当たり前」ですよね。ただ、そこだけを「真に受ける」と、大抵は「入学後」に「思っていたのとは違った」となります。そして「進学した本人が大変になる」のは容易に想像がつくのではないかと思います。

 

 先ほどの大学生の就職活動を例に挙げると、例えば、会社説明会に言って、「休日出勤はありません」と会社説明会の担当者に言われれば、休日にその会社の前に実際に行ってみるそうです。それは電気を付いているかどうかを確認するためで、電気がついていれば休日出勤をしているということになりますよね。また「残業がありません」と言われれば、就業時間が終わった頃にその会社の前に行って電気が消えているかどうかを確認するそうです。

 

 これらの行為が良いことかどうかはわかりません。でも1つだけ良いなと思えることがあります。それは「会社説明会」の「楽しそうな説明」だけを「真に受ける」のではなくて、「メリット」だけではなく「デメリット」を「自分の目」できちんと把握しようとしているところです。

 これは高校受験でも同じことが言えますよね。「実際に行っている人に感想を聞く」というのも1つかもしれませんが、ただこれも1つ気を付けなければならないことがあります。「感じ方」は「人それぞれ違う」ということです。

 例えば、「勉強はそんなに大変じゃないよ」という感想を聞いたとしましょう。この言葉からは、様々想像できますよね。「学年順位が旧帝国大学などを狙える位置にいて勉強に付いていけている」場合もありますし、「成績は伴っていないが学校の進路担当の先生の「上を目指そう」という言葉を真に受けて、後からどうにかなると錯覚している」場合もあります。このように様々考えられます。

 やはり「自分の目」で確認をすることが重要なのではないかと思います。

 

 では、まずは何から手を付けると良いでしょうか。まず「高校のホームページの大学の合格実績」を見てください。ここからどのようなレベルの勉強をする高校なのかよくわかりますし、どのような生徒がいるかもわかります。

 例えば、札幌西高で有名なのは、「卒業生の3分の1は浪人する」ということです。ここからわかることは、「自分の目標だけ高くて努力が足りない人が多い」ということですよね。つまり、ここから考えなければならないのは、大学受験(自分の目標)に向けて努力をあまりしない人が学年の3分の1は少なくてもいて、その環境の中で流されずに自分はサボらずにやっていけるのかということです。

 

 また、札幌南高の数学は、「北嶺中・高の×1.5倍のスピード」で授業をやっていきますが、ついていけるのかということです。確かに札幌南高は今の数学のやり方にしてから、「京都大学・大阪大学」が特に合格者が増えました。大学入試本番まで、数Ⅲのある理系の生徒にとっては「1年間の受験勉強期間」はかなり大きいですよね。

 このように「本来は札幌南高より上の高校が札幌市にあれば行ける偏差値を持っている中学生」にとっては「天国」だと思います。

 でも、逆の悪い言い方をすれば、「道コン・定期テスト」のみを当たり前の基準で勉強をしていた中学生にとっては「地獄」にもなりうる環境であるということです。道コンで偏差値が60台後半でも、駿台中学生テストをやると偏差値が40台の人もいます。塾講師を約20年間やっていますが、このような人で札幌公立TOP5校の数学・英語についていけている人を残念ながら見たことがありません。

 

 だから、自分が札幌公立TOP5校でやっていけるかどうかは、「駿台中学生テスト」を1度受験してみて、このレベルの勉強をやっていけそうかどうか、「偏差値60を切らず」にやっていけるかどうかを自分自身に問いかけてみてください。「駿台中学生テスト」が「札幌公立TOP5校で勉強するレベルに1番近い」です。中学生時点でやろうとしないことは、高校生になっても結局はやろうとしないし、色々な言い訳をして結局は逃げて、その状況を改善するための努力もしようとする人は非常に少ないです。

 

 また、経済的な部分が許すならば、私立高校に行って、推薦をもらうという方法もあります。一例として、「道内私立高校→MARCHクラスの大学の推薦合格」、「札幌公立TOP5校→道内私立大学を一般入試で合格」では、世の中の評価はどちらが上になるでしょうか。
 もちろん「前者」ですよね。MARCHクラスの大学は、札幌西・東でいけば最低でも50番位以内/320名にいなければ現役での合格は遠く及ばない大学です。希望すれば誰でも入れてくれるわけではないのはわかりますよね。

 そして、札幌公立TOP5校、特に札幌南、札幌北、札幌西、札幌東は、合格者の上から下までで、道コンでは偏差値5くらいの差しか見えなくても、駿台中学生テストみたいな「本当の偏差値(実力)」が分かるテストをすると偏差値20くらい開くような高校では、「後から巻き返すのは相当厳しい戦いになる」ということは誰でも容易に想像がつくと思います。

 ならば、「自分の向き・不向き」を考えて、「駿台中学生テスト=札幌公立TOP5校の勉強」は「厳しい」と感じたならば、思い切って方向性を変えて考えるのも一つですよね。標準的な学校の勉強を真面目に頑張って、進路の選択を広げるのも一つの方法です。これは楽をしているとか、していないとかではなく、「自分の向き・不向き」ときちんと向き合ったり、各高校からどのくらいの大学の合格者が出ているかなどの正しい情報をきちんと調べれば答えは自然と出てくるはずです。

 

「プロになっただけでは意味がない。プロで名前を残さないといけない。何歳になってももっとうまくなりたい。」これは大久保嘉人さん(元プロサッカー選手。元サッカー日本代表)がある番組で言っていた言葉です。高校には入るだけでは意味はありません。だって、学生生活を高卒で終わろうと思っていないですよね。高校という環境を活かして次の進路をどうするのか、そこに「意味」が生まれてきます。

 それは、一般入試かもしれませんし、推薦入試かもしれません。そして、「あの勉強は難しいから嫌だ、やりたくない」と思っているのに、「難しい勉強をする高校に行こうとする」のはなぜでしょうか。札幌南高の高1の数学の宿題を見せてもらいましたが、普通に大学の入試問題のプリントが出されています。中学生の時に駿台中学生テストを受験するのは嫌だと逃げるのに、高校に行った瞬間に、今の逃げる気持ちから、「よし!やろう!」となりますか?ならないですよね。違和感しかありません。このような現実と真摯に向き合って自分の進路を決めてほしいと思います。

 

 高校選びは習い事ではありません。自分の描いていた理想と違うことが起きても好きな時にやめられませんよね。入学してしまったら勉強の面でついていけなくても、3年間は通ってとりあえずは卒業をしなければなりません。その3年間を意味のあるものにするか、しないかは、小学生、中学生のこのときに「メリット」、「デメリット」の両方を真剣に考えて、「自分と真剣に向き合えるかどうか」にかかっています。「行きたい高校」なのか、「行ってみたい高校」なのか、よく考えて決めましょう!

北海道学力コンクールの得点実績について

こんにちは。円アカです。

 

今回は道コンの個人成績表が返ってきましたので、個人成績表で分かる範囲で主な得点実績についてご報告をしたいと思います。

 

小6 向陵中進学コース 5教科 全道3位以内(2678名中)に2名輩出!

 

中1 南高・北高合格コース 5教科 向陵中学校内(173名中) 学年順位10位以内に4名輩出!

 

中2 南高・北高合格コース 5教科 向陵中学校内(148名中) 学年順位10位以内に4名輩出!

 

小学生の細かい順位は総合資料が返ってきてから、またご報告させていただきます。

 

今回の道コンは、北海道公立高校入試の国語が前年度から比べて難化したことにあわせて、中学生の3学年ともに難易度が上がっていました。近年流行のグラフ、図や表の読み取りの問題は「あすがく」で、説明文などの文章題は、駿台中学生テスト・サピックスオープンレベルの「首都圏難関高校レベルの文章で記述練習」をして、道コンで国語の難易度が上がったとしても、円アカの国語は「万全の対策」をしています。

勉強は「小学生」から「やったもん勝ち」

 こんにちは。円アカです。

 

 今年も北大の「都道府県別入学者割合」が出ました。この情報は、北大のホームページの『大学案内誌「Be ambitious」』から確認をすることが出来ます。北大の都道府県別割合で「道内」と「関東」がほぼ同じ割合になっており、「関東からの入学者」が少しずつ増えてきているというところをポイントにして今回はお話をしたいと思います。

 首都圏に高校受験最大手の早稲田アカデミーという学習塾がありますが、そこの小6から中1に進学するときの算数の入塾テスト(高校入試のクラス)は、「中学受験内容」が普通に含まれています。お話を聞かせてもらった感じだと、いわゆる、東京の難関高校と言われる、「駿台中学生テストレベルが入試問題で出てくる高校」に合格するためのクラスに、入塾できるかどうかのポイントになっている問題が「中学受験内容の問題」となっているようです。

 つまり、「首都圏の難関高校に進学をしたい」ならば、小学生の時点では、「中学受験しようがしなかろう」が、「中学受験内容を勉強していることがスタンダード」ということが言えるのではないかと思います。

 

 もともと北海道は大学受験において地元志向が強い傾向にありますが、北海道外の学力の高い高校生の受け皿となっています。ではなぜ早稲アカのお話をしたかというと、まさしくこの「中学受験内容を勉強していた小学生」が将来受験するレベルの高校が、大学受験において、「北大に入学するボリュームゾーンのレベルの高校である」からで、「北海道外の学力の高い受験生に該当してくる」からです。

 次にお見せしたクラス紹介は「早稲アカのシラバス」の一部です。

 ポイントになるのが「SK3」のクラスで、目安が「駿台模試 偏差値55程度」となっています。この「SK3」が「中学受験内容の勉強」を小学生のときにしていたかどうか、入塾テストのときに解けたかどうかの「境目のクラス」ではないかと思います。

 シラバスの「目標」を呼んでいただくと「普通の学力」と書いてあります。駿台中学生テスト(駿台模試)で「偏差値55」は、向陵中学校でいくと学年順位1桁に入れる可能性が高い偏差値です。

 つまり、向陵中学校で学年順位1桁は、首都圏の進学塾では「普通の学力」ということになります。「道内」と「関東(首都圏)」では「勉強に対しての認識」がこれくらい違います。

 

 円山地区で塾の講師をさせていただいて10年は過ぎますが、不思議なことに「札幌公立TOP5校に進学=難関大学に進学」と「間違った認識」を持った方が非常に多いように感じます。

 各高校のホームページの大学の合格実績を見てもらえれば、札幌公立TOP5校に進学できたとしても、そんなに多くの生徒が進学できているわけではないことがよく分かるのではないかと思います。

 中央区以外でよくある現象で、「小学生のカラーテスト(単元テスト)」と「中学生の定期テスト」が全くの別物で、レベルが全然違うことを知らないのが原因であると思いますが、中学校に進学をして、中学生の定期テストを受験し、2学期末テスト終了後(中1の冬休み前くらい)くらいに、「うちの子が小学生のときには見たことがない点数を取るようになってきた」と言って、学習塾に問い合わせのご連絡をいただくケースがよくあります。

 そのときに「小学生のカラーテスト」と「中学生の定期テスト」の違いをご説明させていただくのですが、まさしく「この現象」が、大学受験で円山地区(北海道全域)で起こっているんだろうなと思います。

 

 例えるならば、道コン(小学生のカラーテスト)で偏差値60台後半から70くらい(札幌南・北合格レベル)でも、駿台中学生テスト(中学生の定期テスト)をすると偏差値40台の中学生もいます。偏差値40台では、北嶺の中では「ほぼビリ」なので、北嶺の合格実績から照らし合わせると、大学受験では、道コンで偏差値50~55程度の中堅の高校の生徒が受験する可能性の高い大学よりも「下の可能性」があります。

 これくらい「北海道公立高校入試」と「難関大学の大学受験」では「全くの別物」で、「札幌公立TOP5校に進学」と「難関大学に進学」では全然違います。

 

 公立高校入試ならば、高校にもよりますが、中1の後半からでも間に合うケースは多いです。

 しかし、旧帝国大学などの難関大学の大学受験は「別」です。気付いた時点で、予備校・学習塾にただ通っても厳しいということです。お金を払えば何とかなる世界ではないということです。

 だって、上の大学を実力で狙える立ち位置(偏差値)の層は「もともと勉強」していますよね。だから、上の学力(偏差値)の層にいるんですよね。それが「関東(首都圏)」ならば、小学生のときは「中学受験内容の勉強」を、中学生のときは「駿台中学生テストレベルの勉強」でしたよね。

 その中に割って入るのは非常に厳しいとなるのは容易に想像がつくのではないかと思います。もちろん巻き返した生徒を見たことはありますが、確固たる信念を持って、毎日睡眠時間を削りながら必死に勉強をしていました。それくらいの覚悟があれば別ですが、そのような生徒は20年くらい学習塾の講師をしていますが、「数人しか」見たことがありません。つまりは、「三つ子の魂百まで」のように、結局は「小学生・中学生からの習慣・心構え」ですよね。

 

 札幌公立TOP5校に進学するということは、「本人たちが北大以上の進路指導を受ける」ということで、進路担当の高校の先生の言葉って不思議なもので、言われた本人たちからすると、実際に目標に向かって努力をし始めるかどうかは別ですが、「実力があってもなくても自分は目指せる、行ける」と思ってしまう人が非常に多い。  「高1の4月のスタートが大事(小学生・中学生までの勉強が大事)」、「札幌南・札幌北・札幌西・札幌東には、高1の4月時点で合格者の中では上から下までで実際には偏差値20くらいの差が存在する」というお話は、「円アカ通信」、「円アカの過去のブログ」でも、「数字的な根拠・裏付け」を持って何回かお話をさせてもらっています。

 進路の高校の先生から話をされた本人たちは、「難関大学を目指すための勉強の習慣」が付いていても付いていなくても、「その気にだけ(合格できる)」はなってしまう可能性が非常に高い。

 ならば、「そのときに実力で狙える立ち位置(偏差値)にはいさせてあげたい」と思うのが、「周りの大人の想い」ではないかと思います。

 では、小学生・中学生ではどのような準備をしなければならないのか。

 

 「道内」と「関東」は「ほぼ同数の入学者数」で、「関東からの入学者」で、今までお話をした通り、旧帝国大学などの難関大学に進学する偏差値の層の高校生は「小学生の時には中学受験内容を勉強している」可能性が非常に高いということです。

 ということは、「道内」からの入学者も、中学受験をするかしないかは別として、同じように「中学受験内容を勉強する」ことを「スタンダード」にしていくことが、少なくても「関東からの入学者」と小学生時点では「差にならない」ということが言えるのではないかと思います。

 札幌公立TOP5校に進学をして、その後、意味のある大学受験にしたいならば、小学生のときは「中学受験内容の勉強」をして、中学生のときは「駿台中学生テストの受験」をして、「札幌南高・札幌北高と同等の北嶺中学校の中での自分の立ち位置」を確認しながら勉強をしていくのが、「一番の近道」で、「重要」なのではないかと思います。

 

 ここから少し円アカの宣伝になりますが、北嶺中学校に昨年度は「第1回 駿台中学生テスト」で勝つことができました。

 また、今年度は北嶺の進学だよりがないので、はっきりとした数値はわかりませんが、北海道内の平均点から推測をするに昨年度と同様に勝ち負けになっていると思います。

 このように「わざわざ遠いところ」に行ったり、「高いお金を払うこと」をしなくても、円アカには、札幌公立TOP5校に進学し、その後、難関大学を目指せるだけの環境があります。

 そして、札幌南高校は、今現在の授業の進め方は、北嶺中・高校などの中学受験をして入学する私立の学校と同じで、「高3の1年間は大学受験の勉強に使えるカリキュラム」となっています。

 つまり、私立中を受験するメリットは非常に少なくなってきていると言えます。北嶺中に合格できるのならば、札幌南高校に合格できる可能性は非常に高いです。北嶺の問題の方が、北海道公立高校入試より難しいので、札幌公立TOP5校に合格できるSS(偏差値)が道コンでついている中3でも、駿台中学生テストの問題を解けないのと同様に、北嶺の入試問題を解けない人はかなりの割合で存在すると思います。

 

 向陵中学校から、札幌公立TOP5校に進学をするのは毎年100名程度、その後、旧帝国大学などの難関大学に一般入試で現役合格できるのは10名程度。レベルが高いとかどうかの問題ではなく、札幌公立TOP5校に進学する約100名程度の人に降りかかってくる「現実」ですし、この10名を「15名」、「20名」、・・・と増やしていきたいですよね。

 ひいては、このような現実ときちんと向き合うことで、北大の合格者の道内3:道外7の割合が、一昔前の道内5:道外5に戻ってくることに繋がってくるのではないかと思いますし、そうしたいですよね。

 そのためには、ここまでお話をした通り、「小学生から勝負」が始まっています。やはりそのためのポイントは「駿台中学生テスト」です。中学校を卒業するまでには、「駿台中学生テストレベルの勉強」に「きちんと向き合える自分」になっていたいですよね。

 札幌公立TOP5校に進学をして、「合格だけを目標にして進学後に出た所勝負をする」のか、「小学生・中学生から正しい準備をして進学する」のかは、どちらがご本人のためになるかは明白ではないかと思います。

 他塾のように公立高校入試レベル(定期テストレベル・道コンレベル)のためのクラスは円アカにもあります。

 しかし、札幌公立TOP5校を見据えて、その上の駿台中学生テストのためのカリキュラムのクラスがある集団の学習塾は、札幌市では「円山アカデミー」のみです。

 勉強は「小学生」から「やったもん勝ち」です。小学生・中学生の皆さん、「未来の自分」のために、円アカでお待ちしております!

大学共通テストから見る「思考力・判断力・表現力」の必要性

 こんにちは!円アカです!

 

 今回は、「思考力・判断力・表現力」についてお話をしようと思います。この「思考力・判断力・表現力」は、学習指導要領が変わってから、よく聞く言葉だと思いますが、これは具体的には何だと思いますか。

 結論を先にお伝えすると「資料・グラフと付け合わせた読解力」、これが「思考力・判断力・表現力」になります。道コンなどでも「資料・グラフの出題」が多くなりましたよね。

 

 センター試験から大学共通テストに変わって、「さまざまな資料を読み込んだ上で、考えて解くような問題が多い傾向にある」と大学受験ではよく言われます。大学受験が変われば、高校受験も変わり、中学受験も変わっていくのが自然の流れですよね。

 つまり、「資料・グラフ」が問題に多く出てくるというのが「大きな変更点」であり、「ポイント」ということが言えて、「一昔前の文章だけを読めば良いという時代は終わった」ということではないかと思います。

 

 では、どうして「資料・グラフ」と付け合わせて読めるようになっていかなければならないのか。

 大学共通テストの「リーディング」を見てもらえればわかりやすいと思いますが、英語の文章と一緒に「資料・グラフ」などを一緒に読み取り、「時間の計算」、「金額の計算」などをして「答えを出す」という問題が多くなっています。

 つまり「日常生活でも実際に使う内容」が問題として出題されており、大学入試の大学共通テストをクリアする上で、「文章と付け合わせたグラフ・資料からの推測」というのが「必要な力である」ということが言えます。

 

 少子化を迎え、1人の人間がどれだけ高い付加価値を生み出せるかという社会に転換していかなければならない中、子どものうちから思考力・判断力・表現力を育てていくことは非常に重要ですよね。「理解していること・できること」を「日常生活に当てはめてどう使うか」を育てることによって未知の状況にも対応できる力を養っていけます。

 現代は変化が激しく将来の予測が困難な社会です。そういった状況の中でも物事の中から問題を見つけ、解決の方向性を決め、方法を探して計画を立て、結果を予測しながら実行して次の問題発見と解決に繋げられる力を養うことが求められているのではないかと思います。

 

 では、こういった訓練は、小学生・中学生のときはどのようにしていけばよいのでしょうか。漠然と今までのように学校の教科書を勉強しても身に付く力ではありません。そして、塾で配布されているテキストを解いても身に付く力ではありません。

 当初、円アカでも、どのように対応していくかかなり悩みました。市販の教材でも売っていないし、塾用教材でも売っていません。非常に探しました。そして、『「明日の学力」診断』という「思考力・判断力・表現力に特化したテスト」を何とか見つけることができました。

 では、『「明日の学力」診断』がどのような内容かを部分的にお見せしたいと思います。以下をご覧ください。

左 側の問題は、「M字型曲線」といって、女性が高校や大学を卒業した後に就職するものの、結婚や出産育児のために仕事を辞める人がいることで、30~40歳代に労働力率が低下した後に、子育てが一段落すると、パートなどで働き始めるようになり、再び労働力率が上昇することを表したグラフです。

 少子高齢化の日本では、女性が子どもを産み育てやすい環境を整備して、出生率を上げることが「実際の生活で課題」になっており、政治のニュースでもこの内容に関係することがよく報道されていたりしますよね。この問題に関しては、「グラフ」を、30歳~34歳の「男性」と「女性」で比べたり、「30歳~34歳の女性」と「それ以外の年代の女性」を比べたりしながら、「日常生活」に当てはめ「それぞれの違い」を考えて、答えを作っていきます。

 

 また、右側の問題は、「あみ入りガラスの特徴」を切り口とした「日常生活」についての問題になっています。おじいさんの質問に対して、おじいさんに意見(アドバイス)の内容を「資料」などをもとに「会話を成立させる」ように書かなければなりません。

 そのためには、おじいさんが話している内容のポイントである「まどをわって」を読み取り、それをヒントに【発表原稿】から答えの根拠になるところを探して、おじいさんに会話が成立するように意見を書くという問題です。

 これは小4の問題ですが、日常生活でポイントを掴みながら会話が出来ているか、どのように相手の話を聞いているかが、解答者の答えからよくわかる問題と言えます。こういうことって、日常生活を送るうえで非常に重要ですよね。

 

 「思考力(相手の話のポイントを考える)・判断力(そのポイントから重要なもの・必要なものを取捨選択する)・表現力(取捨選択をしたものから聞かれていることに対して正しく書いたり言ったりする)」は、勉強で問題を解くときにももちろん必要ですが、それ以上に日常生活でも重要ですよね。自分の気になったところや目立ったところだけを切り取って話をして、どうしてその話をされているかなどの「原因や背景」を日常的に正しく思考し判断し表現していない人もいます。

 なので、情報が間違って伝わって「そんなことあるわけないじゃん」と思うようなことでも平気で信じている人もいます。これからもっともっと情報が増えてくる時代です。これでは非常に危険ですよね。こういった観点からも、「思考力・判断力・表現力」を養っていくのは重要なポイントと言えそうです。

 

 「あすがく」の一例を紹介しましたが、日常的に解いているテキストやテストとは「違った内容である」ことが分かると思います。面白いことに、「思考力・判断力・表現力」は、「教科ごとのテストの偏差値」とは必ずしも関連しておらず、他の模試で高得点をマークしている生徒でも身についているとは限りません。「あすがくの成績」と「他の模試との成績」は生徒によってばらつきがあり、「あすがく」は、塾内での順位も「番狂わせ」がよく起こるテストです。「あすがくが苦手な生徒」は学年が上がれば上がるほど、「成績が伸びにくくなっている傾向」にあるように思います。

 

  『「明日の学力」診断』のホームページを見ると対応している学習塾が掲載されています。札幌市の学習塾は、対応している学習塾が残念ながらあまりないですが、円アカでなくても良いので、ぜひ一度受検してみることをおすすめします。小学生・中学生が、これから生きていくうえで非常に重要になってくる力なので、円アカでは「未来につながる5つの力(応用力・発展力・思考力・判断力・表現力)」と位置付けています。勉強の面でも、日常生活の面でも、非常に重要です。

 

 小学生・中学生の内から、「あすがく」を通じて、グラフや資料から「キーワードを読み解く力」を養って高校生と繋げていきたいですね。また、円アカの「思考力・判断力・表現力」への取り組みとして、朝日学生新聞社が主催する「ニュース作文コンクール」にも毎年参加しています。

 全国開催されているこのコンクールを最終目標とし、「作文講座」を実施して「添削授業」を実施しています。今年度も7月25日(火)からスタートしています。北海道公立高校入試でも、「自分自身の体験を例にして」筆者の考えを説明する新傾向の問題で,文章の内容を読み取る力に加えて,自分なりに文章の内容をかみ砕いて表現する力が問われる問題が出題されました。円アカで「未来につながる5つの力(応用力・発展力・思考力・判断力・表現力)」を養っていきましょう!

「スタート」と「習慣」が重要

 こんにちは。円アカです。夏休みに入り、高校受験、大学受験の志望校が見えてくる時期になりますが、今回は、札幌公立TOP5校に進学した生徒(高校生)と進路の話をしたときのお話をしたいと思います。

 

 「先生、学校の先生との面談で、自分の志望校に合格した人と不合格だった人、志望校のワンランク上の大学の偏差値の推移を見せてもらったけど、どれも同じ動き方をしていて、結局は不合格の人は合格の人の偏差値に届いてないんだよね~」というような話をしていました(この偏差値の資料はその中で自分がどの立ち位置にいて、合格できそうかどうかを見る資料です)。
 「大学受験は、やはりスタートの時点でほぼ決定してしまっているんだよな~。後から巻き返すのは相当厳しいんだよな~。円アカがいつも伝えている通りじゃん」と思いながら、その生徒の話を聞いていました。
 まさしくこのとき、旧帝国大学などの難関大学が選択肢に入っている(実力で狙える立ち位置にいる)ために、円アカでは駿台中学生テストの重要性のお話をさせてもらっています。

 

 円アカでは、札幌公立TOP5校(特に札幌南・札幌北・札幌西・札幌東)に進学をしたいならば、「道コン・定期テストからはわからない偏差値が存在する」ということをお話をさせていただいています。
 札幌公立TOP5校(特に札幌南・札幌北・札幌西・札幌東)の合格者の中の上から下までで、道コンでは偏差値が5くらいしか差がないように見えるが、実はその偏差値は20くらいの差があるというお話でしたよね。

 そして、「駿台中学生テストを受験し、北嶺中学校(札幌南・札幌北と同等)の中でどの程度の順位を出せるのか」、やはりこれが重要なのだと思います。北嶺中の大学の合格実績は大きくは変わりません。北嶺中の中である程度の順位(理想:40位以内、現実:60位以内/偏差値60以上)を出すことが出来れば、札幌公立TOP5校に進学しても、自分が今までしてきた努力をサボらない限り、いろいろな大学が見えてくるのは、誰しもが想像しやすいのではないかと思います。何事も「スタート」はやはり重要ですよね。

 

 また「三つ子の魂百まで」という諺を円アカ生によくお話をします。小学生・中学生でついた「習慣・癖」は、高校生になっても「ほとんどの人がそのままいってしまう」ということですよね。でないと、先ほどのお話にもあるように、合格者と不合格者の偏差値の動きが同じということはありえません。

 でも良い言い方をすれば、ほとんどの人が同じ偏差値の動きをするということは、「小学生・中学生のうちに正しい習慣」を付けてしまえば、「他の人に差をつけられる」ということが言えますよね。「正しい勉強の仕方(習慣)」は円アカ生には8月号の円アカ通信でお話をさせてもらいました。

 

 向陵中学校から、毎年100名程度は札幌公立TOP5校に進学しますが、学校の授業についていけているのは、10名程度で、あとの90名程度は毎日勉強に追われているだけの人がほとんどです。開成高校(首都圏/男子御三家)からでも、東大に現役で合格するのは30%程度です。日本の最先端を走っている人たちでさえ半分に届きません。大学受験(進学校の勉強)が甘くないのはここからもわかりますよね。

 

 ならば、札幌公立TOP5校に進学したいならば、「自分たちはなおさら相当努力しないといけない」と思わなければなりません。周りのお友だちとお話をしている楽しいお話だけで高校生活を送れるわけないですよね。まずは周りの環境(友だち)から聞こえてくる話を「本当にこれだけかな?」と疑ってみることが重要なのではないかと思います。どこの学校を選んだとしても、「メリット」と「デメリット」が必ずあります。

 

 「物事には、現実(メリット・デメリット)があって、お友だちとお話をしている楽しい理想だけではないこと」がわかってくると必然的に自分自身が何をしなければならないのかがよくわかってくると思います。高校生にはこのようによくお話をします。

 「大学受験は高2までの偏差値でほとんど決まるからね。それは、高3になると浪人生が入ってきて、自分の偏差値が「-5~10下がる」から、その偏差値を1年間かけて回復させて終わるからだよ」と。

 

 時間はあるようでありません。このように考えると、現中1でさえ、あと大学受験まで「4年半」しかないことになります。高1の6月~7月には、選択教科の希望調査があります。

 この時点で、「文系」か「理系」かは最低限決めていなければ選べませんよね。真剣に取り組むからこそ、「自分の向き・不向き」が分かってきます。小学生・中学生で「正しい習慣」を付けて、「他の人に差をつけられる」ように日々頑張りましょう!

定員のお知らせ

 こんにちは!円アカです!今回は定員の学年が出ましたのでそのお知らせです。

 

 小学部・向陵中進学コース(小5)が定員24名(トップクラス12名/スタンダードクラス12名)に達しました。小学部のトップクラスの授業も、中学部のトップクラスと同様に、札幌市にはなかなかありません。小学部のトップクラスの授業は、「札幌公立TOP5校」、中学部の「駿台中学生テスト」を見据えて、中学受験内容を勉強していきます。

 札幌市で中学受験内容を本格的に勉強しようと思うとすると、中学受験専門塾に通わなければならないので、中学受験をするかしないかまだ判断が付かない人にとっては行きにくいですよね。中学受験することが前提に通っている人ばかりですから。

 

 円山地区は、特に転勤族の方も多く、将来的には首都圏に戻って中学受験をする可能性があったり、将来、難関大学を目指すような首都圏の同学年の生徒たちに後れを取らないために中学受験内容を勉強したいという要望を持った方が一定数いらっしゃいます。ですが、その要望に応える学習塾は、札幌市にはほぼ存在しないと言って間違いないと思います。

 

 ですが、円アカでは、「札幌公立TOP5校」、「駿台中学生テスト」に向けて「SAPIXのコアマスター」を使用していくので、中学受験内容を勉強しますが、中学受験を前提にはしていませんので、さまざまな目標をもって円アカに通塾しています。中学受験の内容を勉強するので受験自体は可能なので中学受験を視野に入れている人もいれば、「札幌公立TOP5校」、「駿台中学生テスト」を見据えて、向陵中学校に進学後に学年上位を取るために勉強をしている人もいます。

 でもこういうことをしている学習塾は札幌市にはないんですよね。円山地区ではない小学生で、札幌市の中で探して円アカに行きついた生徒もいるくらいなので、本当に札幌市にはほとんどないんだと思います。

 

 学年によっては、小学生の段階で定員になってしまい入会をしていただけないケースが出てきますので、お早めのご入会をおすすめします。

 特にトップクラスをご希望のご家庭は、小学校4年生までのご入会をおすすめします。トップクラスは学校の勉強(道コンなどの公立高校入試レベル)のわからないところをわかるようにすることを目的としているクラスではありません。サピックスのコアマスターを使用して、「+αをして他の人に差をつける」ためのクラスです。

 つまり、早く入会していただけるとそれだけ他の人に差を付けやすくなるということが言えますし、コアマスターのカリキュラムは、小4からスタートしますので、小4までにご入会いただいた方が、勉強をするご本人にとっても「負担を極力少なくした状態」で、勉強を進めていくことができます。

 

 もちろんスタンダードクラスをご希望のご家庭も早くからご入会していただいた方が、メリットはたくさんあります。「北海道学力コンクール(道コン)」は、小学校1年生の夏休み(8月道コン)から受験することができますが、特に円山地区は学年が上がれば上がるほど人数が増えてきます。

 受験するご本人たちは小学校・中学校で、保護者様方はママ友などの間で、「話題になるテスト」ではないかと思います。本音を言えば、誰でも総合資料で上の方に名前を載りたいですよね。そのためには、周りに差を付けていけていかなければならないので、周りより早くスタートをすることが重要なのではないかと思います。

 

 円山地区ではないご家庭からのお問い合わせもありがたいことに増えてきております。円山小学校に通われているご家庭は、円山小学校の生徒用に時間割を組んでいますので、特に通いやすい時間帯になっていると思います。円アカをお考えのご家庭は、お早めのご入会をおすすめします。お待ちしております。

道コン(1) 発展編(小6)の結果が出ました!小学生のご家庭はぜひお読みください!

 こんにちは!円アカです!

 今回は「道コン(1) 発展編」の個人成績表が返ってきましたので、そのご報告をさせていただきます。

 まずは以下の表をご覧ください。

 

 この道コンは、概ねですが、道内の私立中の受験問題でいうと、「立命館慶祥中(一般)」と同等くらいのレベルではないかと思います。普段の道コンよりハイレベルな問題なので、中学受験内容の勉強をしていないと厳しいテストと言えます。今回の円アカの平均点は「280.6点/400点(4教科)」で、北嶺中学校の合格圏が「301点~」なので、残念ながら、あと20点くらい足りなかった結果となりました。

 ここから言えることは、道コン発展編では、円アカの平均点は全道(全体)との平均点に「+70点」した点数なので、「+90点」すると「北嶺中学校合格圏」と概ねですが言えるのではないでしょうか。円アカのトップクラスでは、北嶺中学校のレベルを一つの基準としています。それはなぜか。北嶺中学校の大学の合格実績は、「札幌南・北と同等程度」です。

 つまり、小学生のときは、北嶺中学校のレベルに達することを目標に勉強していくことが、札幌公立TOP5校に進学後の大学受験において、旧帝国大学などの難関大学を目指すときの土台になると言えます。小学生の時に「北嶺中レベル(札幌公立TOP5校レベル)」を示すことができない人が、将来的に「難関大学を狙える偏差値に届く」とは到底思えませんよね。

 

 では、次に過去2年分の同時期に実施した円アカ生(現中1、現中2)の「道コン① 発展編」の結果とあわせて、どのくらいの成績を取れていれば、「1年後の中1」でどのようになっているかを見てみたいと思います。

 過去2学年の内容からいくと、「道コン①
発展編」は、小6の時点では、まずは全道(全体)の平均点に各教科(特に国語・算数)で「+10~15点」はできるようになっていくことが重要であると言えそうです。そうすると、中1のスタート時点で、表にもまとめてありますが、北海道最難関高校の札幌南高校、または首都圏の東京都の最難関高校の都立日比谷高校、難関高校の都立西高校などの「首都圏の難関高校レベル」の成績を取ることができる圏内に入ってくることが上記の表からわかると思います。

 この成績を継続していくと、札幌公立TOP5校に進学後も、旧帝国大学などの難関大学を狙える位置(札幌南・北:学年上位約30~40%、札幌西・東:学年上位約15~20%、市立札幌旭丘:学年上位約10%程度)にいることができる可能性が高くなってくるのは容易に想像が付きますよね。

 

 「駿台中学生テスト」は北嶺中学校も受験をしています。北嶺中学校が受験をしているので、「北嶺中の中での今現在の自分の立ち位置」がわかります。北嶺中学校の大学合格実績は、「札幌南・北と同等程度」です。つまり、北嶺の中での、「今現在の立ち位置」がわかると「札幌公立TOP5校に進学後の自分の立ち位置」も、ある程度「予想できる」ということが言えますし、その中で「自分の今現在の得意・不得意」が見えてくるので、「高校生までに克服しなければならないことの対策をしやすく」なりますよね。

 

 今年の6年生は果たして、来年度の「サピックスオープン」、「駿台中学生テスト」でどのような結果を出してくれるのでしょうか。今から非常に楽しみです。「円アカはレベルが高くて勉強が大変」と保護者様によく言われます。

 しかし、円アカの勉強の環境は、「札幌公立TOP5校に進学した生徒が進学後に困らないようにすること」に主眼を置いています。札幌公立TOP5校に進学した生徒たちに「円アカ」と「札幌公立TOP5校」のどちらが「勉強が大変か」を毎年聞きますが、「札幌公立TOP5校」と「全員」が答えます。

 ということは、円アカの環境は「札幌公立TOP5校に進学するための最低限の環境」と言いかえることができますし、「円アカの環境は大変なのに札幌公立TOP5校でやっていけるのか」という疑問が出てきますよね。札幌公立TOP5校を真剣に目指している小学生のご家庭は「円アカ」をおすすめします。札幌市の学習塾で、「札幌公立TOP5校に一番近い環境」ではないかと思います。札幌公立TOP5校に進学した後に、その高校の進路担当の先生から「北大以上の進路指導」を受けたときに、「自分の希望だけで行きたい」ではなく、「実力で狙える位置にいたい」ですよね。

 

 札幌公立TOP5校を見据えるとは、その高校に生徒を合格させることだけではなくて、「進学後のその生徒の立ち位置を考えるところまで」を言うのではないかと思います。だって、札幌公立TOP5校に進学しても、その後の大学受験で、札幌公立TOP5校より下の高校の同級生と同じ大学ならば、世の中の評価は「どちらも同じ」と結局はなってしまいますよね。札幌公立TOP5校に進学をするならば、「意味のある大学の進学」を誰でもどうせならしたいですよね。そのためには、小学生・中学生のときは、「然るべき準備」を進めていくことをおすすめします。

 

 札幌市の集団の学習塾では、道コン、定期テストの公立高校入試レベルまでを教えてくれる学習塾はたくさんあります。ですが、公立高校入試レベルに加えて、その上のレベルのカリキュラムまでを設置している学習塾は、関東地方、関西地方の都会に行けばたくさんありますが、駿台中学生テストの個人成績表を確認する限り、残念ながら札幌市にはほぼないのではないかと思います。ですが、円山地区には「円山アカデミー」があります。向陵中学校からは、1学年約300名の内の約100名が札幌公立TOP5校に進学します。今お話ししたことは「学年の3分の1が関係してくること」ですよね。他人事ではないはずです。進学校に入学するということは、「それだけ勉強が大変になる」ということです。小学生・中学生から「円アカ」でしっかり準備を進めていきましょう!

駿台中学生テストの結果が出ました!

こんにちは!円アカです!

 

 6月11日(日)に受験した駿台中学生テストの結果が出ました。3科合計(国・数・英)で、中1では「3名」、中2では「1名」の北海道順位40位以内を輩出することができました。駿台中学生テストの北海道順位40位以内という数字は、非常に重要な数字になってきます。それは、駿台中学生テストに北嶺中学校が受験をしているからで、北嶺中学校ではクラス分けをされる学年になったときに、約40名の上位の生徒がA組(1組)と呼ばれるクラスに在籍をして、北嶺中学校の大学受験の実績を作っています。つまり、この40名に入れていると、将来的には旧帝国大学などの難関大学、特に東大、京大などの難関大学の中でも最難関大学や医学部を狙える立ち位置にいる可能性が今のところは高いと言うことができます。

 札幌公立TOP5校(特に東西南北)に進学する中学生は、道コンや定期テストを受験すれば、一般的には90%程度は得点をします。どの教科も同じような点数になって出てくるので、自分の弱点の教科があまり目立ちません。ですが、駿台中学生テストでは、道コンや定期テストで90%程度取っている生徒でも、その生徒の「得意な教科」、「不得意な教科」が「偏差値の差」となって明確に出てきます。今回の駿台中学生テストで言えば、個人成績表から推測をすると、中1では「偏差値67」が40位以内の目安、中2では「偏差値62」が40位以内の目安と言えそうです。札幌公立TOP5校を見据えて、「英語はこの偏差値を越えたり、もう少しで届きそうだから、このまま頑張ればやっていけそうだ」や「数学は偏差値が届いていないからまだまだ頑張らなければ、もし進学をできたとしても厳しいことになるかもしれない」など、「自分の未来の姿が予想できる」ので、自分の勉強の目標を「より具体的」に立てることができます。

 

 

 この目標は道コンや定期テストをいくら受験しても見えてくる現実ではありません。北嶺中学校は札幌南・北と同等程度の大学受験の合格実績です。つまり、北嶺の中で、ある程度の順位に位置することができるということは、札幌公立TOP5校に進学しても、ある程度の順位に位置することができると予想できて、「高校生になった大学受験のときの未来の自分の姿を予想する」ことができます。札幌公立TOP5校に進学後、大学受験は「全国大会」です。いつもお伝えしていますが、北海道大学の道内出身者と道外出身者の割合は、「道内3」:「道外7」です。関東地方出身者の北大に占める進学者の人数は、道内出身者と毎年ほぼ同じ人数になっています。旧帝国大学などの難関大学の合格者をボリュームゾーンで輩出する偏差値の首都圏の高校(いわゆる難関高校)の入試のための模擬試験は「駿台中学生テスト」です。

 札幌公立TOP5校に進学をして、その後、その高校の進路担当の先生から、「北大以上の進路指導」を受けたときに、本気で「北大以上」を目指したいならば、中学生の時の最大の目標は「駿台中学生テスト」です。ちなみにですが、誤解のないように言っておきますが、北海道公立高校入試を受験する以上は、「北海道学力コンクール」、「定期テスト」は、目標としている高校に必要な成績をクリアしていることはもちろん必要です。大学の地元出身者の占有率が、全国でも上位にくる北海道の高校生が、札幌公立TOP5校に進学をしたら「北海道大学」は「最低限の目標」と思っている人は少なくないと思います。ならば、「その目標を達成するための準備」を進めていかなければなりませんよね。北大の進学者の北海道出身者と関東地方出身者の人数は同じで、その関東地方の出身者が中学生の時は「駿台中学生テスト」を当たり前に勉強をしているケースが多いということは今お話をした通りです。

 

 「北海道学力コンクール」、「定期テスト」などの「公立高校入試レベル」までを教えてくれる集団の学習塾は札幌市にたくさんあります。しかし、その「公立高校入試レベル」より「上のレベルのクラス」を設置している集団の学習塾は、「円山アカデミー」しか札幌市にはありません。円山アカデミーのクラスは、「トップクラス:駿台中学生テストで偏差値60以上を目標にするクラス」、「スタンダードクラス:道コン、定期テストで札幌公立TOP5校を合格できる成績を目標にするクラス」となっており、順を追って上を目標にできる学習塾です。円山アカデミーは、「札幌公立TOP5校(札幌南・札幌北・札幌西・札幌東・市立札幌旭丘)を見据えている学習塾」と「本当の意味」で言えますよね。

 

 札幌公立TOP5校に進学を本気でしたいと思っている小学生・中学生は、円アカをおすすめします。これも毎回言っていますが、向陵中学校から札幌公立TOP5校に進学するのは「約100名」、そしてその100名の内、旧帝国大学などの難関大学に現役で進学するのは「約10名」です。この10名を「15名」、「20名」・・・と増やしていきたいですよね。旧帝国大学の北大は北海道にあるだけで、実質は「本州の高校生」のための大学になっているのが現状です。一昔前のように少なくても「道内5」:「道外5」になれるようにしたいですよね。札幌公立TOP5校に進学をして、北大以上を本気で目指したいならば、北大の合格者の関東地方の出身者が道内出身者とほぼ同じ人数を占めている以上、関東地方の出身者が中学生の時に受験しているであろう「駿台中学生テスト」に向けた勉強は「避けて通れない道」ではないかと思います。