こんにちは!円アカです!
今年度の高校入試から西大和学園高校(奈良県)が札幌市で受験することができるようになりました。先日、一般向けの入試説明会にも参加させていただきましたが、円アカでも夏期講習会から少しずつ西大和の実際の入試問題の授業を組み入れ、9月7日から円アカの南北クラスで本格的に対策授業を始めます。この対策授業では、特に、数学・理科を中心に進める予定です。数学・理科は、北海道公立高校入試で平均点が毎年低くなることが多い教科です。西大和の問題を通して、北海道公立高校入試でも「他のライバルに差をつけられる」ように円アカ生にはなっていってほしいと思います。
西大和の合格最低ラインの目安は、駿台中学生テストの詳細な資料を見ると、「中3駿台:全国偏差値55程度」ではないかと思います。ちなみに「道コンのSS(偏差値)ではない」のでお気を付けください。首都圏進学塾での数学の進度でいくと「駿台全国偏差値55~60くらいの偏差値のクラス」は夏休み前後に一通りの数学・英語の内容が終了します。円アカの南北クラスは、この進度を参考にして数学・英語の授業カリキュラムを組んでいるので、この時期から入試対策をスタートさせることができます。
この対策授業は南北クラスの円アカ生ですでに定員になってしまっているので、外部からの受付はできませんが、円アカの南北クラスは、積極的に西大和学園高校の入試を受験してもらう予定です。それはなぜか、札幌公立TOP5校に合格し、旧帝国大学などの難関大を現役で目指そうと思ったときに、中学生までの「中3駿台:全国偏差値55程度」がポイントになるからです。北嶺中の平均の全国偏差値から推定される、旧帝国大学などへ現役合格を狙える全国偏差値は、中3駿台の全国偏差値で55~50台後半になります。つまり、西大和学園高校に合格する最低ラインの目安の駿台の偏差値と「ほぼ一致」します。「継続は力なり」とよく言いますが、継続して勉強することは当然として、西大和に合格できるということは、札幌公立TOP5校に合格後に、旧帝国大学などの難関大学を現役で狙える立ち位置に自分がいる可能性が高いという根拠になります。
しかし、こういう根拠は残念ながら道コンではわかりません。わからないので、札幌公立TOP5校に進学した後に、「出たとこ勝負をする」しかなくなります。札幌公立TOP5校でやっていけるかどうかわからないのに、道コンや定期テストで点数を取れただけで、札幌公立TOP5校を勧めることを円アカではしていません。だって「無責任」ですよね。世の中で「高校の名前が評価される」ならばもちろんそうしますが、そうではありません。何度も言いますが、駿台中学生テストは北嶺中も受験します。北嶺中の大学の合格実績は大きくは変わりません。つまり、北嶺中にいることを想定した北嶺内の自分の順位がわかれば、「高校生になったときの難関大学までの自分の本当の距離感がわかる」ということです。
でも、その本当の距離感は、駿台を受験しなければ、おそらく「高2の夏~秋くらいに気付くこと」だと一般的には思います。「北海道曲線」とよく言われますが、まさしくそのことではないかと思います。でも、駿台中学生テストを受験していれば、高校生ではなく中学生段階から「本当の距離感」がわかります。つまり、「他の人よりも早くに気付ける」ので、「早くから本当の弱点の補強をする」ことができます。そうすれば、札幌南高の先生が学校説明会で言っていた「挫折する覚悟はありますか」は「挫折する必要がない」となりますし、高校生になり、難関大のプレ模試などで、現役生は「E判定」、「D判定」が大多数を占めると思いますが、前もって中学生の早くから弱点補強をすれば、「A判定」、「B判定」などの自分の志望大学に向けて明るい材料がでてくる可能性が高くなります。
やはり世の中に出て評価をされるのは「大学」です。札幌南高、札幌北高などの札幌公立TOP5校に進学をしたとしても、その後の大学が、それよりも下の高校の人と同じ大学ならば、就職活動のときの世の中の評価は、結局は「両者は同じ評価」です。「札幌公立TOP5校に合格」=「旧帝国大などの難関大学合格」ではありません。それは各高校の合格実績、北海道大学の道内占有率を見ていただければよくわかります。父を黒色、母を白色とする場合、子は灰色となります。黒色と灰色が違うのと同じように、白色と灰色が違うのと同じように、父、母ができたことが必ずしも子ができるかは「全く別の話」で、「数字的根拠」を持って「子どもたちの未来」を真剣に考えなければならないと円アカでは考えています。
話は戻りますが、「西大和学園高校に合格する」ということは、「中学生までで高校生になったときに旧帝国大学を狙える立ち位置に自分がいる」という根拠になります。しっかりこの根拠を持って、札幌公立TOP5校に合格を果たして、旧帝国大学などの難関大学を実力で狙える立ち位置で、高1の4月から高校生活をスタートできるように円アカ生にはなってもらいたいと思っています。そのための「西大和学園高校の入試対策」です。




